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修養の本義と継続の力

修養とは、単に知識を学ぶことでも、精神を鍛えることだけでもない。
それは、精神・智識・身体・行状のすべてを高め、人生全体を練り上げてゆく営みである。
ゆえにこの道において、青年も老人も隔てはなく、いかなる年齢にあっても、常に己を修めねばならぬ。
修養は生涯にわたる課題であり、その歩みを止めることなく続ける者には、やがて聖人の域に達することすら不可能ではない。
聖人とは遠きに在るのではなく、日々の向上を重ねる中に、次第にその光を帯びてゆくものである。
飽くことなく己を磨き、たゆまず進む者にこそ、真の完成が訪れる。

○修養ということは広い意味であって、精神も智識も身体も行状も向上するように練磨することで、青年も老人も等しく修めねばならぬ。かくて息むことなければ、遂には聖人の域にも達することができるのである。

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