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真人の道

人が禽獣と異なる所以は、ただ言葉を話すからでも、道具を使うからでもない。
徳を修め、智を啓き、己の力をもって世に益する貢献をなし得てこそ、はじめて人としての真価が問われる。
すなわち、人間に与えられた理性と倫理の力を自覚し、それを実際に生かしてこそ、「真人」として認められるに値する。
この一言に尽きる――万物の霊長としての資質を備え、その力を正しく用いる者においてのみ、真に人間と呼ぶに足る。
ただ生きるのではなく、世のため、人のために生きる。その覚悟と実践が、「人としての完成」へと通じる道である。
ゆえに我らは、知を磨き、徳を養い、己の存在を世の光となすべきである。

○人の禽獣に異なる所は、徳を修め、智を啓き、世に有益なる貢献をなし得るに至って、初めてそれが真人と認めらるるのである。一言にしてこれを覆えば、万物の霊長たる能力ある者についてのみ、初めて人たるの真価ありと言いたいのである。

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