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【4-37】知は過去を焼き尽くす火である
◆第4章 第37節による心得 ●原文引用 あたかも燃火が薪を灰にするように、知識の火はすべての行為(業)を灰にするのである。(第4章 第37節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「あたかも燃火が薪を灰にするように」 → 燃え盛る炎が薪を焼き尽くして灰に変えてし... -
【4-36】学びは、すべてを乗り越える舟である
◆第4章 第36節による心得 ●原文引用 仮にあなたが、すべての悪人のうちで最も悪人であるとしても、あなたは知識の舟により、すべての罪を渡るであろう。(第4章 第36節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「仮にあなたが、すべての悪人のうちで最も悪人であるとし... -
【4-35】すべてはつながっている
◆第4章 第35節による心得 ●原文引用 それを知れば、あなたは再び迷妄に陥ることはなかろう。アルジュナよ。それによりあなたは万物を残らず、自己のうちに、また私のうちに見るであろう。(第4章 第35節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「それを知れば、あなた... -
【4-34】学びは姿勢から始まる
◆第4章 第34節による心得 ●原文引用 それを、〔師への〕服従により、質問により、奉仕により知れ。真理を見る知者たちは、あなたに知識を教示するであろう。(第4章 第34節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「それを知れ」 →(真理・実相を)知るのだ。 「〔師... -
【4-33】行為は知識によって完成する
◆第4章 第33節による心得 ●原文引用 知識の祭祀*は財物よりなる祭祀*よりも優れている。アルジュナよ。すべての行為は残らず知識において完結する。(第4章 第33節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「知識の祭祀は、財物によって行われる祭祀よりも優れている... -
【4-32】すべての行為を、真理の口へと捧げよ
◆第4章 第32節による心得 ●原文引用 このように多様な祭祀が、ブラフマンの口*において繰り広げられている。以上すべては行為から生ずるものであると知れ。そう知れば、あなたは解脱するであろう。(第4章 第32節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「このように... -
【4-31】行為を捧げよ、甘露はそのあとに訪れる
◆第4章 第31節による心得 ●原文引用 祭祀の残りもの*という甘露を味わう人々は、永遠のブラフマンに達する。祭祀を行わぬ者にはこの世界もない。どうして他の世界*があろうか。アルジュナよ。(第4章 第31節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「祭祀の残りもの... -
【4-30】節制により整え、日々の罪を焼き尽くせ
◆第4章 第30節による心得 ●原文引用 他の人々は、食制限して、気息を気息の中に焼べる*。以上すべての人々は祭祀を知り、祭祀により罪障を滅している。(第4章 第30節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「他の人々は、食制限して、気息を気息の中に焼べる」 → ... -
【4-29】呼吸のように調和し、制御された行動をせよ
◆第4章 第29節による心得 ●原文引用 他の人々は、プラーナ気とアパーナ気*の道を抑制し、調息法*に専念して、プラーナをアパーナの中に焼べ、アパーナをプラーナの中に焼べる。(第4章 第29節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「他の人々は、プラーナ気とアパ... -
【4-28】己の資源を捧げる人こそ、働きの聖者である
◆第4章 第28節による心得 ●原文引用 「他の修行者たちは、強固な信念をもって、財物を祭祀とし、苦行を祭祀とし、〔その他の行為の〕ヨーガを祭祀とし、学習と知識とを祭祀とする。」(第4章 第28節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「他の修行者たちは、強固な...