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信仰の形は、その人の本質を映す鏡である
■引用原文(日本語訳) アルジュナはたずねた。「信仰をそなえている人々が教典の教令を無視して供養する(祭祀を行う)場合、彼らの依所はいかなるものか。純質か、激質か、暗質か。クリシュナよ。」――『バガヴァッド・ギーター』第17章 第1節 ■逐語訳 ア... -
正しく生きたければ、正しく学べ
■引用原文(日本語訳) それ故、なすべきこととなすべきでないことを決定する場合に、教典はあなたの典拠である。教典の教令に説かれた行為を知って、あなたはこの世で行為をなすべきである。(『バガヴァッド・ギーター』第16章 第24節) ■逐語訳(一文ず... -
欲望のままに生きる者に、成就も幸福もない
■引用原文(日本語訳) 教典の教令を無視し、欲望のままに生活する者は、成就に達しない。幸福にも、最高の帰趨にも達しない。(『バガヴァッド・ギーター』第16章 第23節) ■逐語訳(一文ずつ) 教典(シャーストラ)の規範を無視し、 欲望(カーマ)のま... -
欲・怒・貪を超えたとき、人は最善と解脱に至る
■引用原文(日本語訳) アルジュナよ、この三種の暗黒の門から解放された人は、自己にとって最善のことを行い、それから最高の帰趨(解脱)に達する。(『バガヴァッド・ギーター』第16章 第22節) ■逐語訳(一文ずつ) アルジュナよ、 この三種の暗黒の門... -
三つの門を閉ざせ――欲・怒り・貪りが破滅を呼ぶ
■引用原文(日本語訳) 欲望、怒り、貪欲。これは自己を破滅させる、三種の地獄の門である。それ故、この三つを捨てるべきである。(『バガヴァッド・ギーター』第16章 第21節) ■逐語訳(一文ずつ) 欲望(カーマ)、 怒り(クローダ)、 貪欲(ローバ)―... -
迷妄に生きる者は、真理に至る道を永遠に見失う
■引用原文(日本語訳) 彼らは阿修羅的な胎に入り、生まれるごとに迷妄に陥り、私に達することができず、それから最低の帰趨に赴く。(『バガヴァッド・ギーター』第16章 第20節) ■逐語訳(一文ずつ) 彼ら(阿修羅的性質の者たち)は、 阿修羅的な胎内(... -
魂を汚す者は、自ら輪廻の闇へ堕ちてゆく
■引用原文(日本語訳) 憎悪する彼らは、残酷で最低の人であり、不浄である。私は彼らを、輪において、絶えず阿修羅的な胎内に投げ込む。(『バガヴァッド・ギーター』第16章 第19節) ■逐語訳(一文ずつ) 憎悪に満ちた彼らは、 残酷(クルーラ)で、 **... -
我執にとらわれた者は、ついには神をも憎む
■引用原文(日本語訳) 彼らは我執、暴力、尊大さ、欲望、怒りを拠り所とする。妬み深い彼らは、自己と他者の身体に宿るこの私を憎んでいる。(『バガヴァッド・ギーター』第16章 第18節) ■逐語訳(一文ずつ) 彼ら(阿修羅的な者たち)は、 我執(アハン... -
偽りの祭祀は、誠実さを失った虚構にすぎない
■引用原文(日本語訳) 彼らは自惚れ、頑固で、財産に驕り酔いしれる。偽善的に、〔正しい〕教令によらず、名前だけの祭祀を行う。(『バガヴァッド・ギーター』第16章 第17節) ■逐語訳(一文ずつ) 彼ら(阿修羅的な人々)は、 **自惚れ(アハンカーラ)... -
欲望に囚われし心は、迷いの果てに堕ちてゆく
■引用原文(日本語訳) 彼らは様々に心迷い、迷妄の網に覆われ、欲望の享受に執着して、不浄の地獄に堕ちる。(『バガヴァッド・ギーター』第16章 第16節) ■逐語訳(一文ずつ) 彼ら(阿修羅的な者たち)は、 多様な妄念に心をかき乱され(アネカ・チッタ...