-
見せかけの行為は、内なる激しさの証となる
■引用原文(日本語訳) 「一方、果報を意図して、偽善のために祭祀を行う場合、それを激質的な祭祀であると知れ。」――『バガヴァッド・ギーター』第17章 第12節 ■逐語訳 もし誰かが、見返り(果報)を意図して、または他人の目を意識した偽善(ダンバ)か... -
果報を求めず、誠実に行う祈りこそ純なる祭祀
■引用原文(日本語訳) 「人々が果報を期待せず、ただ祭祀すべきであるとのみ考えて意を統一し、教令に示されたように祭祀を行う場合、それは純質的な祭祀である。」――『バガヴァッド・ギーター』第17章 第11節 ■逐語訳 報い(果報)を求めず、「これは行... -
その食が映す、あなたの心の質
■引用原文(日本語訳) 「〔過度に〕苦く、酸っぱく、塩辛く、〔口などを〕焼く、刺激性で、油気がなく、ひりひりし、苦痛と憂いと病気をもたらす食物は、激質的な者に好まれる。」――第17章 第9節 「新鮮でなく、味を失い、悪臭あり、前日調理された、また... -
真に滋養となるものを選べ
■引用原文(日本語訳) 「生命力、勇気、力、健康、幸福、喜びを増大させ、美味、油質で、持続性があり、心地よい食物は、純質的な者に好まれる。」――『バガヴァッド・ギーター』第17章 第8節 ■逐語訳 生命力(アーユス)、精神力(サットヴァ)、力(バラ... -
選ぶものに、その人の本質があらわれる
■引用原文(日本語訳) 「また、すべての者が好む食物も三種である。祭祀、苦行、布施も同様である。それらの区別を聞け。」――『バガヴァッド・ギーター』第17章 第7節 ■逐語訳 また、人々が好む食物は三種類ある。同じく、祭祀・苦行・布施にもそれぞれ三... -
自他を害する修行は、闇に堕ちた意志の証である
■引用原文(日本語訳) 「無思慮で、身体に存する元素の群や、身体の内部に宿るこの私を悩ます人々、彼らを阿修羅的な決意を持つ者と知れ。」――『バガヴァッド・ギーター』第17章 第6節 ■逐語訳 思慮なく、肉体を構成する自然元素の群れ(地・水・火・風・... -
正しき教えを離れた修行は、破滅の種となる
■引用原文(日本語訳) 「教典に規定されない恐ろしい苦行を行う人々、偽善と我執に満ち、欲望と激情と暴力に満ちた人々、」――『バガヴァッド・ギーター』第17章 第5節 ■逐語訳 教典に基づかない、おぞましい苦行を実践する人々――彼らは偽善に陥り、我執(... -
信じる対象は、心の質をあらわす
■引用原文(日本語訳) 「純質的な人々は神々を供養し、激質的な人々は夜叉や羅刹を供養する。他の暗質的な人々は、餓鬼や鬼霊の群を供養する。」――『バガヴァッド・ギーター』第17章 第4節 ■逐語訳 純質(サットヴァ)を持つ者は神々(デーヴァ)を礼拝す... -
信じるものが、その人の真の姿をつくる
■引用原文(日本語訳) 「アルジュナよ、すべての者の信仰はその心性に対応する。人間というものは信仰よりなる。ある人がある信仰を抱く場合、彼はその〔信仰に対応する〕者に他ならない。」――『バガヴァッド・ギーター』第17章 第3節 ■逐語訳 クリシュナ... -
信仰は、その人の心の鏡である
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「人々の信仰は三種である。それは各自の本性から生ずる。すなわち、純質的、激質的、暗質的な信仰である。それらについて聞け。」――『バガヴァッド・ギーター』第17章 第2節 ■逐語訳 神(バガヴァーン=ク...