-
神の言葉に飽きるな、真理の語りは命の甘露である
■引用原文(日本語訳) 「クリシュナよ、自己のヨーガと示現とを、更に詳しく語ってほしい。私は甘露(不死)を聞いている時、飽きることがないから。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第18節) ■逐語訳(一文ずつ) vistarena ātmano yogaṃ vibhūtiṃ... -
神聖を思い続けるには、姿を探し、形に問え
■引用原文(日本語訳) 「ヨーギンよ、どのようにしたら、常に考察して、あなたのことを知ることができるか。バガヴァットよ、どのような状態において、私はあなたのことを考えたらよいのか。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第17節) ■逐語訳(一文... -
真の偉大さを知ろうとする姿勢こそ、学びの始まり
■引用原文(日本語訳) 「どうか残らず告げていただきたい。あなた御自身の示現は神的(超越的)であるから。あなたはその示現によりこれらの世界を遍く満たしているとされるが。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第16節) ■逐語訳(一文ずつ) vaktu... -
自己を知る者こそ、真の統治者
■引用原文(日本語訳) 「あなただけが、自ら自己を知る。至高のプルシャよ。万物をあらしめる者、万物の主、神のうちの神、世界の主よ。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第15節) ■逐語訳(一文ずつ) svayam evātmanātmānaṃ vettha tvaṃ puruṣotta... -
真理を知る者は、知らぬ者の限界を超える
■引用原文(日本語訳) 「クリシュナよ、あなたが私に告げたことはすべて真実であると思う。実にバガヴァットよ、神々や悪魔もあなたの顕現を知らない。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第14節) ■逐語訳(一文ずつ) sarvam etad ṛtaṃ manye → あ... -
真理は一貫して語られ、確信は信頼から生まれる
■引用原文(日本語訳) 「すべての聖仙たちはあなたをそのように呼ぶ。また、神仙ナーラダ、アシタ・デーヴァラ、ヴィヤーサたちも。そしてあなた自身も、私にそのように告げる。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第13節) ■逐語訳(一文ずつ) sarva... -
真理を知る者は、自然に讃嘆と確信を語る
■引用原文(日本語訳) アルジュナはたずねた。「あなたは最高のブラフマンであり、最高の住処、最高の浄化具である。永遠にして神聖なプルシャである。本初の神であり、不生なる主であると、」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第12節) ■逐語訳(一文... -
慈悲は光となって、無知の闇を照らす
■引用原文(日本語訳) 「まさに彼らへの憐愍のために、私は個物の心に宿り、輝く知識の灯火により、無知から生ずる闇を滅ぼす。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第11節) ■逐語訳(一文ずつ) teṣām evānukampārtham → まさに彼らへの憐れみ(慈悲... -
専心と愛に応じて、知性の光は授けられる
■引用原文(日本語訳) 「常に〔私に〕専心し、喜びをもって私を信愛する彼らに、私はかの知性のヨーガを授ける。それにより彼らが私に至るところの。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第10節) ■逐語訳(一文ずつ) teṣāṃ satata-yuktānāṃ → 常に私... -
心を捧げ、語り合うことで、真の喜びが生まれる
■引用原文(日本語訳) 「私に心を向け、生命を私に捧げ、互いに目覚めさせつつ、彼らは常に私について語り、満足し楽しむ。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第9節) ■逐語訳(一文ずつ) mat-cittāḥ mat-gata-prāṇāḥ → 心を私(神)に向け、生命(...