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親しさの中にも、敬意を忘れず
■原文 アルジュナは言った。「また、散策したり寝たり坐ったり食事をしたりする間、あなた一人の時、または他人が見ている時、私がふざけてあなたに行った非礼を、計り知れぬあなたにお詫びする。不滅の方よ。」(第11章 第42節) ■逐語訳(一文ずつ) ま... -
親しみの裏に敬意を忘るな
■原文 アルジュナは言った。「私は友人だと思い、無礼にも言った。『おおクリシュナよ。おおヤーダヴァよ。おお友よ』と。私があなたの偉大さを知らないで、不注意から、また親愛の情から言ったことを、あなたにお詫びする。」(第11章 第41節) ■逐語訳(... -
「中心を貫き、全方位に敬意を示せ」
■原文 アルジュナは言った。「前方から、また後方から敬礼。すべての方角から敬礼。一切者よ。あなたは無限の力と無量の勇猛さを持ち、一切を満たしている。それ故、あなたは一切者である。」(第11章 第40節) ■逐語訳(一文ずつ) 前方から、また後方か... -
一つの核が、すべてを包含する力を持つ
■原文 アルジュナは言った。「あなたはヴァーユ(風神)である。ヤマ(閻魔)である。アグニ(火天)である。ヴァルナ(水天)である。月である。造物主である。曾祖父(梵天)である。千回あなたに敬礼、敬礼。さらに再び敬礼、敬礼。」(第11章 第39節)... -
知と存在を貫く原理が、人と組織を支える
■原文 アルジュナは言った。「あなたは本初の神*であり、太古のプルシャ*であり、全世界の最高の拠り所である。あなたは知るものであり、知らるべき対象であり、最高の住処*である。全世界はあなたにより遍く満たされている。無限の姿を持つ方よ。」(... -
本質を超えた存在にこそ、真の敬意が集まる
■原文 アルジュナは言った。「彼らがどうして敬礼しないであろうか。梵天*よりも偉大な本初の創造者に。偉大な方よ。無限の方よ。神々の主よ。世界の住処よ。あなたは不滅のものである。有であり非有であり、それよりも高いものである。」(11章37節) ■... -
真の力は賛美と敬意を集め、邪悪を遠ざける
■原文 アルジュナは言った。「クリシュナよ、あなたへの称讃により、世界が歓喜し熱中するのも、尤もなことである。羅刹どもは恐れて諸方に逃げ、すべてのシッダの群は敬礼する。」(11章36節) ■逐語訳(一文ずつ) アルジュナは言った。 → 神の宇宙相を... -
恐れの先にある従順と飛躍――真理を見た者の謙虚さ
■原文 サンジャヤは語った。このクリシュナの言葉を聞いて、アルジュナは合掌し震えながら、敬礼して再びクリシュナに言った。吃りながら、恐れに恐れ、頭を下げて。(11章35節) ■逐語訳(一文ずつ) サンジャヤは語った。 → 語り手サンジャヤが再びナラ... -
果敢に挑め――既に定まった勝利の道へ
■原文(第11章 第34節) 「ドローナ、ビーシュマ、ジャヤッドラタ、カルナ、およびその他の勇士たちは、私によってすでに殺されている。それゆえ、あなたは彼らを殺しなさい。戦慄くな。戦え。戦いの中であなたは敵に打ち勝つであろう。」 ■逐語訳(一文ず... -
汝は機会となれ――果実を超え、使命に生きよ
■原文(第11章 第33節) 「それ故、立ち上れ。名声を得よ。敵を征服して、繁栄する王国を享受せよ。彼らはまさに私によって、前もって殺されているのだ。あなたは単なる機会(道具)となれ。アルジュナ。」 ■逐語訳(一文ずつ訳す) それゆえに、立ち上が...