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清き行いは、自ずと誉れを招く
■引用原文(日本語訳) こころはふるい立ち、思いつつましく、行ないは清く、気をつけて行動し、みずから制し、法にしたがって生き、つとめ励む人は、名声が高まる。(『ダンマパダ』第2章「はげみ」第24偈) ■逐語訳 心を奮い立たせて、 慎み深く思慮し、... -
耐えて、励みて、ついに辿り着く無上の安らぎ
■引用原文(日本語訳) (道に)思いをこらし、堪え忍ぶことつよく、つねに健く奮励する、思慮ある人々は、安らぎに達する。これは無上の幸せである。(『ダンマパダ』第2章「はげみ」第23偈) ■逐語訳 正しい道(法)を常に心にかけ、 辛苦を堪え忍び、 ... -
精進を喜ぶ者に、聖なる境地は微笑む
■引用原文(日本語訳) このことをはっきりと知って、つとめ励みを能く知る人々は、つとめ励みを喜び、聖者たちの境地を楽しむ。(『ダンマパダ』第2章「はげみ」第22偈) ■逐語訳 この真理(精進が不死をもたらすこと)を明確に理解した者たちは、 精進を... -
怠ける者はすでに死せり――努力する者こそ、生きる者なり
■引用原文(日本語訳) つとめ励むのは不死の境地である。怠りなまけるのは死の境涯である。つとめ励む人々は死ぬことが無い。怠りなまける人々は、死者のごとくである。(『ダンマパダ』第2章「はげみ」第21偈) ■逐語訳 精進する者(努力する者)は、不... -
語るよりも、正しく生きる者が修行者である
引用原文(『ダンマパダ』第一章 第二十偈) たとえためになることを少ししか語らないにしても、理法にしたがって実践し、情欲と怒りと迷妄とを捨てて、正しく気をつけていて、心が解脱して、執著することの無い人は、修行者の部類に入る。――『ダンマパダ... -
語るだけの者は、修行者ではない
📜 引用原文(『ダンマパダ』第一章 第十九偈) たとえためになることを数多く語るにしても、それを実行しないならば、その人は怠っているのである。牛飼いが他人の牛を数えているように。かれは修行者の部類には入らない。――『ダンマパダ』 ... -
善行は、今も未来も、心に歓喜をもたらす
📜 引用原文(『ダンマパダ』第一章 第十八偈) 善いことをなす者は、この世で歓喜し、来世でも歓喜し、ふたつのところで共に歓喜する。「わたくしは善いことをしました」といって歓喜し、幸あるところ(=天の世界)におもむいて、さらに喜ぶ... -
悪業の報いは、悔恨と苦しみを連れてくる
📜 引用原文(『ダンマパダ』第一章 第十七偈) 悪いことをなす者は、この世で悔いに悩み、来世でも悔いに悩み、ふたつのところで悔いに悩む。「わたくしは悪いことをしました」といって悔いに悩み、苦難のところ(=地獄など)におもむいて(... -
善き行いは、今も未来も喜びをもたらす
📜 引用原文(『ダンマパダ』第一章 第十六偈) 善いことをした人は、この世で喜び、来世でも喜び、ふたつのところで共に喜ぶ。かれは、自分の行為が浄らかなのを見て、喜び、楽しむ。――『ダンマパダ』 第一章 第十六偈 🔍 逐語訳... -
悪しき行いは、今も未来も心を蝕む
📜 引用原文(『ダンマパダ』第一章 第十五偈) 悪いことをした人は、この世で憂え、来世でも憂え、ふたつのところで共に憂える。かれは、自分の行為が汚れているのを見て、憂え、悩む。――『ダンマパダ』 第一章 第十五偈 🔍 逐語...