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真理の花を摘む者こそ、世界を征する
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第四十四偈 だれがこの大地を征服するであろうか?だれが閻魔(えんま)の世界と、神々とともなるこの世界とを征服するであろうか?わざに巧みな人が花を摘むように、善く説かれた真理のことばを摘み集めるのはだれであ... -
導かれた心は、最上の恩恵をもたらす
■引用原文(ダンマパダ 第三章 第43偈) 「母も父もそのほか親族がしてくれるよりもさらに優れたことを、正しく向けられた心がしてくれる。」—『ダンマパダ』 第3章 第43偈(中村元訳ほか) ■逐語訳(一文ずつ) 母も父もそのほか親族がしてくれるよりも:... -
心の邪(よこしま)は、すべての害を超える
■引用原文(ダンマパダ 第三章 第42偈) 「憎む人が憎む人にたいし、怨む人が怨む人にたいして、どのようなことをしようとも、邪なことをめざしている心はそれよりもひどいことをする。」—『ダンマパダ』 第3章 第42偈(中村元訳ほか) ■逐語訳(一文ずつ... -
命ある今、この瞬間に目を覚ませ
■引用原文(ダンマパダ 第三章 第41偈) 「ああ、この身はまもなく地上によこたわるであろう、意識を失い、無用の木片のように、投げ棄てられて。」—『ダンマパダ』 第3章 第41偈(中村元訳ほか) ■逐語訳(一文ずつ) ああ、この身はまもなく地上によこた... -
壊れゆく肉体、揺るがぬ心
■引用原文(ダンマパダ 第三章 第40偈) 「この身体は水瓶のように脆いものだと知って、この心を城廓のように(堅固に)安立して、知慧の武器をもって、悪魔と戦え。克ち得たものを守れ。しかもそれに執著することなく。」—『ダンマパダ』 第3章 第40偈(... -
澄みきった心に、恐れは存在しない
■引用原文(ダンマパダ 第三章「心品」 第39偈) 「心が煩悩に汚されることなく、おもいが乱れることなく、善悪のはからいを捨てて、目ざめている人には、何も恐れることが無い。」—『ダンマパダ』 第3章 第39偈(中村元訳ほか) ■逐語訳(一文ずつ) 心が... -
心が定まらなければ、智慧は花開かない
■引用原文(ダンマパダ 第三章 第38偈) 「心が安住することなく、正しい真理を知らず、信念が汚されたならば、さとりの知慧は全からず。」—『ダンマパダ』 第3章 第38偈(中村元訳ほか) ■逐語訳(一文ずつ) 心が安住することなく:心が落ち着かず、常に... -
心を制する者、死をも超える
■引用原文(ダンマパダ 第三章「心品」 第37偈) 「心は遠くに行き、独り動き、形体なく、胸の奥の洞窟にひそんでいる。この心を制する人々は、死の束縛からのがれるであろう。」—『ダンマパダ』 第3章 第37偈(中村元訳ほか) ■逐語訳(一文ずつ) 心は遠... -
微細なる心を守る者に、安楽は訪れる
■引用原文(ダンマパダ 第三章 第36偈) 「心は、極めて見難く、極めて微妙であり、欲するがままにおもむく。英知ある人は心を守れかし。心を守ったならば、安楽をもたらす。」—『ダンマパダ』第3章 第36偈(中村元訳ほか) ■逐語訳(一文ずつ) 心は、極... -
心を制する者、人生を制す
■引用原文(ダンマパダ 第三章「心品」 第35偈) 「心は、捉え難く、軽々とざわめき、欲するがままにおもむく。その心をおさめることは善いことである。心をおさめたならば、安楽をもたらす。」—『ダンマパダ』 第3章 第35偈(中村元訳ほか) ■逐語訳(一...