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香のなかの香、それは徳の香り
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第五十五偈 栴檀(せんだん)、タガラ、青華(うこん)、ヴァッシキー、これら香りのあるものどものうちでも、徳行の香りこそ最上である。― 『ダンマパダ』第4章 第55偈 ■逐語訳(一文ずつ) 栴檀、タガラ、青華、ヴァ... -
徳の香りは、風をも超えて届く
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第五十四偈 花の香りは風に逆らっては進んで行かない。栴檀(せんだん)もタガラの花もジャスミンもみなそうである。しかし徳のある人々の香りは、風に逆らっても進んで行く。徳のある人はすべての方向に薫る。― 『ダン... -
人生を飾るのは、積み重ねた善行である
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第五十三偈 うず高い花を集めて多くの華鬘(けまん)をつくるように、人として生れまた死ぬべきであるならば、多くの善いことをなせ。― 『ダンマパダ』第4章 第53偈 ■逐語訳(一文ずつ) うず高い花を集めて多くの華鬘... -
香り立つ言葉は、行動によって生まれる
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第五十二偈 うるわしく、あでやかに咲く花で、しかも香りのあるものがあるように、善く説かれたことばも、それを実行する人には、実りが有る。― 『ダンマパダ』第4章 第52偈 ■逐語訳(一文ずつ) うるわしく、あでやか... -
行わぬ言葉に、香りはない
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第五十一偈 うるわしく、あでやかに咲く花でも、香りの無いものがあるように、善く説かれたことばでも、それを実行しない人には実りがない。― 『ダンマパダ』第4章 第51偈 ■逐語訳(一文ずつ) うるわしく、あでやかに... -
他人を量る前に、自らを見つめよ
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第五十偈 他人の過失を見るなかれ。他人のしたこととしなかったことを見るな。ただ自分のしたこととしなかったこととだけを見よ。― 『ダンマパダ』第4章 第50偈 ■逐語訳(一文ずつ) 他人の過失を見るなかれ。 → 他人... -
願い尽きぬうちに、死は訪れる
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第四十八偈 花を摘むのに夢中になっている人が、未だ望みを果たさないうちに、死神がかれを征服する。― 『ダンマパダ』第4章 第48偈 ■逐語訳(一文ずつ) 花を摘むのに夢中になっている人が、 → 快楽・美しさ・感覚的... -
夢中のうちに、死は忍び寄る
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第四十七偈花を摘むのに夢中になっている人を、死がさらって行くように、眠っている村を、洪水が押し流して行くように。― 『ダンマパダ』第4章 第47偈 ■逐語訳(一文ずつ) 花を摘むのに夢中になっている人を、 → 快楽... -
この身を泡と知る者は、死を超える
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第四十六偈 この身は沫(あわ)のごとくであると知り、かげろうのようなはかない本性のものであると、さとったならば、悪魔の花の矢を断ち切って、死王に見られないところへ行くであろう。― 『ダンマパダ』第4章 第46偈... -
学び、実践する者こそ、世界を超える
■引用原文(日本語訳) 第四章 花 第四十五偈学びにつとめる人こそ、この大地を征服し、閻魔の世界と神々とともなるこの世界とを征服するであろう。わざに巧みな人が花を摘むように、学びにつとめる人々こそ善く説かれた真理のことばを摘み集めるであろ...