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神を祭るより、徳を敬え
📖 引用原文(日本語訳) 功徳を得ようとして、ひとがこの世で一年間神をまつり犠牲をささげ、あるいは火にささげ物をしても、その全部をあわせても、(真正なる祭りの功徳の)四分の一にも及ばない。行ないの正しい人々を尊ぶことのほうがすぐれて... -
火を供えるより、徳に敬意を
📖 引用原文(日本語訳) 百年のあいだ、林の中で祭祀の火につかえる人がいて、またその人が自己を修養した人を一瞬間でも供養するならば、その供養することのほうが、百年祭祀を営むよりもすぐれている。― 『ダンマパダ』第八章「千」第107偈 ... -
形式よりも、真の尊敬を
📖 引用原文(日本語訳) 百年のあいだ、月々千回ずつ祭祀を営む人がいて、またその人が自己を修養した人を一瞬間でも供養するならば、その供養することのほうが、百年祭祀を営むよりもすぐれている。― 『ダンマパダ』第八章「千」第106偈 🔍... -
揺るがぬ勝利は、己を制する者に宿る
📖 引用原文(日本語訳) 自己にうち克つことは、他の人々に勝つことよりもすぐれている。つねに行ないをつつしみ、自己をととのえている人、このような人の克ち得た勝利を敗北に転ずることは、神も、ガンダルヴァ(天の伎楽神)も、悪魔も、梵天*... -
真の勝利は、自分自身に勝つこと
📖 引用原文(日本語訳) 戦場において百万人に勝つよりも、唯だ一つの自己に克つ者こそ、じつに最上の勝利者である。― 『ダンマパダ』第八章「千」第103偈 🔍 逐語訳(意訳含む) 戦場において百万人に勝つ:外的な敵、あるいは競争相手に... -
百の響きより、心を鎮める一句
📖 引用原文(日本語訳) 無益な語句よりなる詩を百もとなえるよりも、聞いて心の静まる詩を一つ聞くほうがすぐれている。― 『ダンマパダ』第八章「千」第102偈 🔍 逐語訳(意訳含む) 無益な語句よりなる詩:表面的には詩のかたちをしてい... -
千の詩より、一つの静けさ
📖 引用原文(日本語訳) 無益な語句よりなる詩が千もあっても、聞いて心の静まる詩を一つ聞くほうがすぐれている。― 『ダンマパダ』第八章「千」第101偈 🔍 逐語訳(意訳含む) 無益な語句よりなる詩:言葉はあるが中身のない、知恵に至ら... -
千の言葉より、一つの智慧
📖 引用原文(日本語訳) 無益な語句を千たびかたるよりも、聞いて心の静まる有益な語句を一つ聞くほうがすぐれている。— 『ダンマパダ』第八章「千」第100偈 🔍 逐語訳(意訳含む) 無益な語句(アッターニャータ):意味も目的も持たず、... -
孤独を恐れず、欲を捨ててなお楽しむ者
📜引用原文(日本語訳) 第七章 真人(しんにん) 九九偈「人のいない林は楽しい。世人の楽しまないところにおいて、愛著なき人々は楽しむであろう。かれらは快楽を求めないからである。」――『ダンマパダ』第七章 第99偈 🔍逐語訳と語句解... -
どこにいても聖者は場を光らせる
📜引用原文(日本語訳) 第七章 真人(しんにん) 九八偈「村でも、林にせよ、低地にせよ、平地にせよ、聖者の住む土地は楽しい。」――『ダンマパダ』第七章 第98偈 🔍逐語訳と語句解説 語句解説村でも、林にせよ、低地にせよ、平地にせよ場...