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形を捨てて、心を清めよ
■引用原文(日本語訳) 第十章 暴力(ダンダヴァッガ)第141偈 裸かの行も、髻(もとどり)に結うのも、身が泥にまみれるのも、断食も、露地に臥すのも、塵や泥を身に塗るのも、蹲(うずくま)って動かないのも、疑いを離れていない人を浄めることはできな... -
無実の者を傷つければ、報いは十重に返る
■引用原文(日本語訳) 第十章 暴力(ダンダヴァッガ)第137〜140偈 手むかうことなく罪咎の無い人々に害を加えるならば、次に挙げる十種の場合のうちのどれかに速かに出会うであろう。 激しい痛み、 老衰、 身体の傷害、 重い病い、 乱心、 国王からの災... -
愚かさは、自らの火で己を焼く
■引用原文(日本語訳) 第一〇章 暴力(ダンダヴァッガ)第136偈 しかし愚かな者は、悪い行ないをしておきながら、気がつかない。浅はかな愚者は自分自身のしたことによって悩まされる。火に焼きこがされた人のように。 (『ダンマパダ』第136偈) ■逐語訳... -
老いと死は、すべての命を駆り立てる
■引用原文(日本語訳) 第一〇章 暴力(ダンダヴァッガ)第135偈 牛飼いが棒をもって牛どもを牧場に駆り立てるように、老いと死とは、生きとし生けるものどもの寿命を駆り立てる。 (『ダンマパダ』第135偈) ■逐語訳 牛飼いが棒をもって:牛飼いが長い棒... -
静かなる者は、最も強い
■引用原文(日本語訳) 第一〇章 暴力(ダンダヴァッガ)第134偈 こわれた鐘のように、声をあららげないならば、汝は安らぎに達している。汝はもはや怒り罵ることがないからである。 (『ダンマパダ』第134偈) ■逐語訳 こわれた鐘のように:鳴らなくなっ... -
言葉は刃となり、鏡となる
■引用原文(日本語訳) 第一〇章 暴力(ダンダヴァッガ)第133偈 荒々しいことばを言うな。言われた人々は汝に言い返すであろう。怒りを含んだことばは苦痛である。報復が汝の身に至るであろう。 (『ダンマパダ』第133偈) ■逐語訳 荒々しいことばを言う... -
慈しみの行為が、真の幸せを導く
■引用原文(日本語訳) 第一〇章 暴力(ダンダヴァッガ)第132偈 生きとし生ける者は幸せをもとめている。もしも暴力によって生きものを害しないならば、その人は自分の幸せをもとめていて、死後には幸せが得られる。 (『ダンマパダ』第132偈) ■逐語訳 ... -
幸せを望むなら、他者の痛みに鈍感であってはならない
■引用原文(日本語訳) 第一〇章 暴力(ダンダヴァッガ)第131偈 生きとし生ける者は幸せをもとめている。もしも暴力によって生きものを害するならば、その人は自分の幸せをもとめていても、死後には幸せが得られない。 (『ダンマパダ』第131偈) ■逐語訳... -
生命への愛を、すべての存在に拡げよ
■引用原文(日本語訳) 第一〇章 暴力(ダンダヴァッガ)第130偈 すべての者は暴力におびえる。すべての(生きもの)にとって生命は愛しい。己が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。 (『ダンマパダ』第130偈) ■逐語訳 すべての者は... -
すべての命に、わが身を映して生きよ
■引用原文(日本語訳) 第一〇章 暴力(ダンダヴァッガ)第129偈 すべての者は暴力におびえ、すべての者は死をおそれる。己が身をひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。 (『ダンマパダ』第129偈) ■逐語訳 すべての者は暴力におびえる:生...