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真理を念じて、道を外れぬ者となれ
■引用原文(『ダンマパダ』第二一章 第二九七偈) ゴータマの弟子は、いつもよく覚醒していて、昼も夜も常に法を念じている。――『ダンマパダ』 第二一章 第二九七偈 ■逐語訳(一文ずつ訳す) 「ゴータマの弟子は」 ――釈尊(ゴータマ・ブッダ)の教えに従... -
仏を念じて、常に目覚めてあれ
■引用原文(『ダンマパダ』第二一章 第二九六偈) ゴータマの弟子は、いつもよく覚醒していて、昼も夜も常に仏を念じている。――『ダンマパダ』 第二一章 第二九六偈 ■逐語訳(一文ずつ訳す) 「ゴータマの弟子は」 ――釈尊(ゴータマ・ブッダ)に従う修行... -
五つの障りを滅して、清らかなる道を歩む
■引用原文(『ダンマパダ』第二一章 第二九五偈) 「妄愛」という母と、「われありという慢心」である父とをほろぼし、永久に存在するという見解と滅びて無くなるという見解という二人の、学問を誇るバラモン王をほろぼし、第五には「疑い」という虎をほろ... -
煩悩の家族を断ち、真の自由へ歩め
■引用原文(『ダンマパダ』第二一章 第二九四偈) 「妄愛」という母と、「われありという慢心」である父とをほろぼし、永久に存在するという見解と滅びて無くなるという見解という二人の武家の王をほろぼし、主観的機官と客観的対象とあわせて十二の領域で... -
自覚と実践こそが、心を清める
■引用原文(『ダンマパダ』第二一章 第二九三偈) 常に身体(の本性)を思いつづけて、為すべからざることを為さず、為すべきことを常に為して、心がけて、みずから気をつけている人々には、もろもろの汚れがなくなる。――『ダンマパダ』 第二一章 第二九三... -
怠惰は心を濁らせ、責任は魂を清める
■引用原文(『ダンマパダ』第二一章 第二九二偈) なすべきことを、なおざりにし、なすべからざることをなす、遊びたわむれ放逸なる者どもには、汚れが増す。――『ダンマパダ』 第二一章 第二九二偈 ■逐語訳(一文ずつ訳す) 「なすべきことを、なおざりに... -
他者の犠牲に立つ幸福は、必ず報いを受ける
■引用原文(『ダンマパダ』第二一章 第二九一偈) 他人を苦しめることによって自分の快楽を求める人は、怨みの絆にまつわられて、怨みから免れることができない。――『ダンマパダ』 第二一章 第二九一偈 ■逐語訳(一文ずつ訳す) 「他人を苦しめることによ... -
小欲を捨てて、大いなる歓喜を得よ
■引用原文(『ダンマパダ』第二一章 第二九〇偈) つまらぬ快楽を捨てることによって、広大なる楽しみを見ることができるのであるなら、心ある人は広大な楽しみをのぞんで、つまらぬ快楽を捨てよ。――『ダンマパダ』 第二一章 第二九〇偈 ■逐語訳(一文ずつ... -
道理を知る者は、ためらわずに歩みを正す
■引用原文(ダンマパダ 第二〇章「道」第289偈) 心ある人はこの道理を知って、戒律をまもり、すみやかにニルヴァーナに至る道を清くせよ。 ■逐語訳 慎みある心を持つ人(=思慮ある者)は、 この世の道理(=無常・苦・無我・死の必然)をよく理解し、 戒... -
死は孤独の道——誰も代わることはできない
■引用原文(ダンマパダ 第二〇章「道」第288偈) 子を救うことができない。父も親戚もまた救うことができない。死に捉えられた者を、親族も救い得る能力がない。 ■逐語訳 子であっても、親であっても、親しい親戚であっても、 死に直面した者を救うことは...