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【4-28】己の資源を捧げる人こそ、働きの聖者である
◆第4章 第28節による心得 ●原文引用 「他の修行者たちは、強固な信念をもって、財物を祭祀とし、苦行を祭祀とし、〔その他の行為の〕ヨーガを祭祀とし、学習と知識とを祭祀とする。」(第4章 第28節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「他の修行者たちは、強固な... -
【4-27】智慧の火で五感を焼べよ
◆第4章 第27節による心得 ●原文引用 「他の人々は、すべての感官の働き、気息の働きを、知識により燃え上らされた、自己制御のヨーガ(実践)という火の中に焼べる。」(第4章 第27節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「他の人々は、すべての感官の働き、気息の... -
【4-26】感官を制し、感性を燃やせ
◆第4章 第26節による心得 ●原文引用 「他の人々は、耳などの感官を〔自己〕制御という火の中に焼べる。他の人々は、音声など〔感官の〕対象を感官という火の中に焼べる。」(第4章 第26節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「他の人々は、耳などの感官を〔自己〕... -
【4-25】すべての行為を供物として捧げよ
◆第4章 第25節による心得 ●原文引用 「あるヨーギン(実践者)たちは、神々への祭祀のみを行う。他の人々は、ブラフマンである火の中に、まさに祭祀によって祭祀を焼べる。」(第4章 第25節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「あるヨーギンたちは、神々への祭祀... -
【4-24】仕事は神への捧げものと心得よ
◆第4章 第24節による心得 ●原文引用 「ブラフマンは献供である。ブラフマンは供物である。それはブラフマンである火の中に、ブラフマンにより焼べられる。ブラフマンに捧げる行為に専心する者は、まさにブラフマンに達することができる。」(第4章 第24節... -
【4-23】利己を離れ、知識に立脚せよ
◆第4章 第23節による心得 ●原文引用 「執着を離れ、〔束縛から〕解放され、その心が知識において確立し、祭祀のために行為する人にとって、その行為は完全に解消する。」(第4章 第23節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「執着を離れ」 → 結果や報酬への執着を... -
【4-22】成功に酔わず、失敗に沈まず、平等に進め
◆第4章 第22節による心得 ●原文引用 「たまたま得たものに満足し、相対的なものを超え、妬み(不満)を離れ、成功と不成功を平等(同一)に見る人は、行為をしても束縛されない。」(第4章 第22節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「たまたま得たものに満足し」... -
【4-21】欲なき行為は、責任にして解脱なり
◆第4章 第21節による心得 ●原文引用 「願望なく、心身を制御し、すべての所有を捨てた人は、ただ身体的行為をなしつつ、罪に至ることはない。」(第4章 第21節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「願望なく」 → 欲望や利己的な意図を持たずに、 「心身を制御し... -
【4-20】報酬に頼らぬ、真の働き手たれ
◆第4章 第20節による心得 ●原文引用 「行為の結果への執着を捨て、常に充足し、他に頼らぬ人は、たとい行為に従事していても、何も行為をしていない。」(第4章 第20節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「行為の結果への執着を捨て」 → 自分の行動によって得ら... -
【4-19】智慧により、行為を浄化せよ
◆第4章 第19節による心得 ●原文引用 「彼の企てがすべて欲望と意図(願望)を離れ、彼の行為が知識の火により焼かれているなら、知者たちは彼を賢者と呼ぶ。」(第4章 第19節) ●逐語訳(一文ずつ訳す) 「彼の企てがすべて欲望と意図を離れ」 → 彼のすべ...