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理想を夢にまで見るほどの熱意を、持ち続けたい

孔子はあるとき、ふと自分の衰えを感じてこう言った。
「私はもう、尊敬する周公旦の夢を見なくなってしまった」と。
それは、学びへの情熱や理想の追求が、かつてほど熱く保たれていないことへの寂しさであり、
同時に「志を抱き続けること」の尊さを語る一言でもあった。
夢に見るほど思いを強く持てる対象があることは、学び手にとって最高の原動力である。


原文・ふりがな付き引用

子(し)曰(い)わく、甚(はなは)だしいかな、吾(わ)が衰(おとろ)うや。久(ひさ)しいかな、吾(われ)復(ま)た夢(ゆめ)に周公(しゅうこう)を見(み)ず。


注釈

  • 甚だしいかな … 深い驚きや嘆き、心からの実感を込めた言葉。
  • 吾が衰うや … 自分自身の衰え、特に志や情熱の衰退を自覚している。
  • 夢に周公を見ず … 理想とする人物(周公)を夢に見ることすらなくなった、つまり意識や情熱の希薄化を表す。
  • 周公旦(しゅうこうたん) … 孔子がもっとも理想とした人物。政治・礼制の完成者であり、人格の規範とされた。
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