われわれに課された職分は、単に利を追うにあらず。
仁義道徳をもって世に貢献し、利用厚生の道を進むことにこそ、その本義がある。
事業は己のためにあらず、広く人々の暮らしを豊かにし、社会に益をもたらすものであってこそ意義を持つ。
そのためには、義と利とを分かたず、両者を一致させる「義理合一」の信念を固く抱き、日々の営みに貫かねばならぬ。
誠をもって行い、理をもって断じ、世の信を得る道を歩むこと、それが実業に生きる者の本懐である。
○われわれの職分として、極力仁義道徳によって利用厚生の道を進めて行くという方針を取り、義理合一の信念を確立するように勉めなくてはならぬ。
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