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言葉と顔で飾る者に、真の徳は宿らない

耳ざわりのよい言葉で人に媚び、表情だけを繕って人の気を引こうとする者に、本物の思いやりや誠実さはない。
見せかけで心をごまかすことはできても、仁はうわべからは生まれない。
誠を欠いた振る舞いは、どれほど巧妙であっても、深い信頼や尊敬を得るには至らない。

「巧言(こうげん)令色(れいしょく)には鮮(すく)し仁(じん)」

言葉よりも心、表情よりも中身。仁ある者は、飾らず、まっすぐに人と向き合う。


※注:

  • 「巧言(こうげん)」…巧みに飾り立てた言葉、媚びるような話し方。
  • 「令色(れいしょく)」…愛想笑いや表面的な好意を示す顔つき。
  • 「仁(じん)」…孔子が理想とした、相手を真に思いやる徳。
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