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富に心を奪われず、富とともに精神を磨け

富は尊きものである。
しかし、富は単なる貨幣ではなく、であり、責任である。

力は使い方次第で人を助けもすれば、傷つけもする。
責任は深くなるほど、その上に立つ人の人格と品格が問われる。

ゆえに、富とともに精神を向上させねばならぬ。

財を得ても、徳を積まねば、ただの強欲者に堕する。
権を得ても、誠を欠けば、信を失うのは一瞬である。
精神の低き者が大いなる富を得れば、それは人を不幸に導く凶器となる。

反対に、精神の高き者が富を持てば、それは世を照らす光となる。

己の志を高く持ち、
学びを怠らず、
人の苦しみに目を伏せず、
己の心の貧しさに無自覚であってはならない。

富は、精神をともに高めてこそ、真に価値をもつ。
私は常にそう信じてきた。
金銭だけを求める者ではなく、
精神をもともに磨こうとする者であれ。

それが、富の器となるための第一歩である。

○私は常に精神の向上を富とともに、進めることが必要であると信じておる。

論語と算盤

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