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それでも成果主義は必要だ
それでも成果主義は必要だここまで、MBOSの人事評価への転用の問題点と対処方法について述べてきた。しかし、それは成果主義そのものの否定では断じてない。MBOSを安易に人事評価にすり替えて、「〇〇という目標を達成すれば1000万円の給料を... -
成果とは何か?
成果とは何か?条件とは、成果の定義をきちんとすることだ。固定観念や世間の常識をいったんリセットし、白紙の状態で「自分の仕事の成果とは何か?」について、職場の一人ひとりがとことん考える。考えた内容を持ち寄って、みんなで議論する。最終的には... -
教訓の活用
教訓の活用 成果の定義が曖昧なまま、成果主義を振り回せば、ノルマ管理か、はたまた言葉遊びの世界が待っている。そんないい加減な成果主義とMBOSとの強引な結合は、MBOSを人事評価制度のツールに貶めるだけであり、業績向上や働きがいの醸成は望... -
事業の本質は「市場活動」である
この記事でわかること まえがき 事業経営の最高責任者である社長は、まず何をおいても「正しい姿勢」をもたなければならない。 その姿勢とはどんなことであり、何が社長の役割であるかについて最も基本的な事柄をのべてみたのが本書である。 一つは最高責... -
民主経営の危険を知れ
民主経営の危険を知れ もう二十年以上前のことである。私は、あるローカルの百人程の小企業F社にお伺いした。 F社は、十年来の連続赤字であった。バランス・シートの長期借入金は、考えられない程の多額にのぼっていた。 こんな多額の金を銀行が貸してく... -
権限委譲の危険
権限委譲の危険 私の定期社長ゼミ後の相談の時間に、T社長のコンサルティング依頼である。その事情は、次のようなことだった。 T社は、ある機械のメーカーで、戦後、高度成長の波に乗って順調な発展をしてきた。 ところが、折からの不況によって一転低成... -
販売をスカウトした専務に任せて
販売をスカウトした専務に任せて U社は、ある機械部品の専門メーカーだった。高度成長の波に乗って売上げが急増していった。売上高のうちの三〇%は輸出だつた。 会社が大きくなって社長一人では手が回らなくなり、誰か販売を全部任せられる人材を、とい... -
会社がつぶれたら、誰が責任を負うのか
会社がつぶれたら、誰が責任を負うのか 会社がつぶれたら、誰が責任を負うのか。それは、「社長ただ一人」である。このことは、会社がつぶれた時によく分かる。 何がどうなっていようと、社会のあらゆる責任追及と批判は「社長ただ一人」に集中する。その... -
マネジメントには、事業経営の思想がないことを知れ
マネジメントには、事業経営の思想がないことを知れ 本章で紹介した四社の例は、市場とお客様を忘れて、企業の内部対応のみに焦点を合わせたマネジメントと称する理論の誤りを裏づけるものである。 この四社のみならず、私がコンサルタントとして多くの企... -
経営方針を達成するのが経営計画書
企業の成長と持続的な発展には、明確な目標と具体的な道筋が不可欠です。これを実現するためのツールが、「経営計画書」 です。 経営計画書は、企業の理念や使命を明確に示し、短期・中期・長期の経営目標を数値と方針で裏付けることで、組織全体が一...