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怨みも恐れも超えて、静かに自由に生きる
🔖 原文(日本語訳) 「かれらは安穏となって、楽しみ、現世で覆いを離れてやすらぎ、一切の怨みや恐れを超越し、世間にあって執著をのり超えている。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第17偈 📝 逐語訳 かれらは安穏となって、楽しみ:彼... -
静かな暮らしの中に、真の喜びはある
🔖 原文(日本語訳) 「かれらは楽しく食物を味わい、法衣を身につけている。山の中でも藪の中でも、かれらのそぞろあるき(経行)は楽しい。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第16偈 📝 逐語訳 かれら:ここでは主に出家修行者(比丘)を... -
心が道を楽しむとき、解脱はすでに始まっている
🔖 原文(日本語訳) 「心が真理を楽しみ、覆いをはなれたやすらぎを執著せず、四神足と八つの部分よりなる道(八正道)を楽しむならば、……」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第15偈(前半) 📝 逐語訳 心が真理を楽しみ:仏の教えや真実の... -
真理を味わい、執着を離れ、覚りの道を喜ぶ心
🔖 原文(日本語訳) 「心が真理を楽しみ、覆いをはなれたやすらぎを執著せず、四念処を楽しみ、またさとりを得るための七つのよすが(七覚支)を楽しみ、……」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第14偈(冒頭) 📝 逐語訳 心が真理を楽しみ:... -
真理を楽しむ者の心は、風のない湖のように澄んでいる
🔖 原文(日本語訳) 「真理を喜ぶ人は、心きよらかに澄んで、安らかに臥す。聖者の説きたまうた真理を、賢者は心にとどめて楽しむ。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第13偈 📝 逐語訳 真理を喜ぶ人:仏陀の教えや道理そのものを、知識で... -
積まれた善は、最強の護りとなる
🔖 原文(日本語訳) 「福徳を積んだ人に対しては、悪魔の身をとった神々も、他から害をなすことも、障りをなすこともできないであろう。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第12偈 📝 逐語訳 福徳を積んだ人:善行・誠実・慈悲を日々実践し... -
善き行いは、やがて願いを満たし、魂を解き放つ
🔖 原文(日本語訳) 「福徳の果報が熟するのは楽しい。希望することが成就する。そうしてその人は速やかに最高のやすらぎ、覆いの解きほぐされた(解脱の)状態におもむく。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第11偈 📝 逐語訳 福徳の果報... -
執着を越えて与える者こそ、真の勇者である
🔖 原文(日本語訳) 「執著する心がなくて施し与える人は、幾百の障害にうち勝って、敵である物惜しみを圧倒して、勇士よりもさらに勇士であると、われは語る。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第10偈 📝 逐語訳 執著する心がなくて施し... -
施しとは、戦うごとく、勇気と決意を要する行為である
🔖 原文(日本語訳) 「わかち与えることと戦闘とは相等しいと人々は言う。これらの美徳は悪人には存在しない。人々にわかち与える時は、戦闘の時のごとくである。その原因をまとめて言うならば、(いずれも他と)等しいであろう。」――『ダンマパダ... -
少なくとも、心をこめて与える人は、永遠に豊かである
🔖 原文(日本語訳) 「善い人々は、たとい少なくても、正しくわかち与えるならば、多くの人々に勝つ。ただ物をくれてやることが勝つのではない。たといわずかなものであっても、信仰心をもって与えるならば、この人は来世において安楽となる。」――...