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部門目標と直接連動しない業務をどうするか
職場の貢献領域一覧表には、部門目標と連動した戦略業務と日銭業務のほかに、その他の業務という欄を設けてある。ここには部門目標とは直接連動しないが、職場ミッション上、この職場がやるべき業務を記入する。たとえば、営業マンが入手した競争相手の動... -
職場と個人の目標を作る
ここまで随分長い道のりを要したが、ここからはいよいよ今期の職場目標と個人目標づくりに着手する。これまでの話し合いでメンバーは、部門経営者の思いや職場の業務の必要性をかなりの程度感じ取り、職場目標の設定に向け、モチベーションを高めているは... -
チャレンジ目標はギリギリ背伸びしたもの
目標設定ミーティングではまず、リーダーがチャレンジ目標の必要性をメンバーと確認し合うことからスタートする。チャレンジとは「ギリギリの背伸び」を意味しており、仕事の質的向上や量的拡大、あるいは未知の領域への取り組みなどがそれに該当する。ま... -
競争に勝つためのチャレンジ目標
1つは、「競争優位」のためである。競争相手よりも難度の低い目標で仕事をすれば、競争に勝てるわけがない。火を見るよりも明らかな事実である。だから、競争相手を意識したチャレンジという視点が盛り込まれた戦略目標を部門は設定し、職場目標や個人目... -
チャレンジ目標は働きがいを促進する
チャレンジ目標の必要性のもう1つは、「能力開発」である。ギリギリ背伸びした目標の達成プロセスは一種の修羅場であり、そうした修羅場体験が、職場や個人の問題創造能力や問題解決能力の開発を促進するのである。自分の実力が飛躍的にアップしたと感じ... -
チャレンジ目標は会社と働く人々をつなぐ架け橋
働く人々が職場の目標を共有し、それと連動した個人目標の「計画→実行→ふりかえり」のサイクルを、スパイラル曲線的にグルグル、グルグルと回すこと。そのサイクルがうまく機能すれば、業績向上への貢献も、働きがいの醸成も可能になる。ギリギリの背伸び... -
目標達成の予感があるか
ここで注意してほしいのは、チャレンジ目標は程よく背伸びした目標であって、難しければ、難しい程よいというものではない、ということだ。本書でも、再三、ギリギリの背伸びという表現を使っている。では、何をもって、ギリギリの背伸びと判断するのだろ... -
「何」を目標にするのか?
では具体的に目標づくりのミーティングを見ていこう。リーダーとメンバーは、職場の貢献領域一覧表の戦略業務と日銭業務の中から、職場の目標にすべき、あるいは目標にしたいと思う業務を選び出す。それが 「目標テーマ」である。目標テーマは、「何を、ど... -
問題解決テーマの目標化を!
結果のまた結果である売上やコストダウンなどの数値目標を、実務に役立つ生きた目標に転換するには、「阻害要因の除去」、あるいは「促進要因の増強」といった、問題解決テーマの目標化が欠かせない。確かに上位計画は売上やコストダウン目標の達成を現場... -
仕事プロセスの目標化
仕事プロセスの目標化上記のような仕事のプロセスの目標化は、職場目標に限らず、個人目標を作る際にも、必要に応じて活用する。世の中には、仕事のプロセスでいくら努力をしても、成果が上がらなければ意味がないという考え方が存在するが、本当にそうだ...