未分類– category –
-
財務諸表の作成手順
1. 損益計算書の作成 損益計算書は、収益と費用を分類し、一会計期間中の経営成績を明らかにするために作成されます。 収益は「売上高」など貸方科目として表記。 費用は「売上原価」や「営業費用」など借方科目として表記。 当期純利益または当期純損失は... -
精算表の作成
精算表の作成にあたり、以下のステップを踏みます。 1. 精算表の形式 精算表の列構成は次の通りです: 勘定科目試算表(借方)試算表(貸方)修正記入(借方)修正記入(貸方)損益計算書(借方)損益計算書(貸方)貸借対照表(借方)貸借対照表(貸方) ... -
決算整理⑩ 法人税等の計上
1. 法人税等の処理 法人税等とは、法人税・住民税・事業税をまとめた呼び方で、法人の利益に対して課される税金を指します。法人税等の処理には次の段階があります。 2. 法人税等を中間申告・納付したとき 処理方法: 法人税等を中間申告し、納付した場合... -
決算整理⑨ 費用・収益の「前払・前受」と「未払・未収」
1. 費用の前払い 当期の決算時の処理 仕訳: 借方:前払費用(資産) 貸方:対象の費用勘定 例:支払家賃のうち、100円が次期分の場合 借方:前払費用 100円貸方:支払家賃 100円 借方貸方前払費用100支払家賃100 次期の期首の処理(再振替仕訳) 仕訳: ... -
決算整理⑧ 消費税の納付額の計算
1. 決算整理仕訳 仮払消費税(資産)と仮受消費税(負債)を相殺し、差額を納付額として未払消費税(負債)で処理します。 資料 仮払消費税(資産):10円 仮受消費税(負債):30円 納付額(未払消費税):30円 - 10円 = 20円 仕訳 借方:仮受消費税 30貸... -
決算整理⑦ 売上原価の算定
1. 売上原価の算定式 売上原価 = 期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高 - 期末商品棚卸高 例:資料 期首商品棚卸高:100円 当期商品仕入高:1,000円 期末商品棚卸高:200円 売上原価 = 100 + 1,000 - 200 = 900 円 2. 決算整理仕訳(仕入勘定で算定する場合) ... -
決算整理⑥ 有形固定資産の売却
1. 売却時の基本ルール 帳簿価額 = 取得原価 - 減価償却累計額 売却価額と帳簿価額の差額: 売却価額 > 帳簿価額 → 固定資産売却益[収益] 売却価額 < 帳簿価額 → 固定資産売却損[費用] 2. 売却の処理 (1) 売却価額 < 帳簿価額 条件: 備品(取得原価... -
決算整理⑤有形固定資産の減価償却
1. 減価償却とは 有形固定資産(建物、備品、車両など)の価値が使用により減少する分を費用として計上する手続き。これを 減価償却 といい、計上される金額を 減価償却費[費用] と呼びます。 減価償却費の計算 3要素 取得原価:購入にかかった金額。 耐用... -
決算整理④ 貸倒引当金の設定
貸倒れとは 貸倒れとは、取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、売掛金や受取手形が回収できなくなることをいいます。 1. 当期に発生した売掛金や受取手形が貸し倒れた場合 当期に発生したものが貸し倒れた場合、全額を 貸倒損失[費用] として処理しま... -
決算整理③ 貯蔵品勘定への振り替え
1. 当期の決算時の処理 郵便切手や収入印紙は、購入時にそれぞれ 通信費 や 租税公課 として処理されます。 しかし、決算時に未使用分がある場合、その金額を費用の勘定科目から 貯蔵品(資産) に振り替えます。 仕訳例 取引: 決算時に未使用の郵便切手 1...