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心静かなる者は、神さえ測ること能わず
🔖 原文(日本語訳) 「心のうちには怒りが無く、変転する迷いの生存をとどめ、つねに憂いを離れて、すっかり楽しんでいる人を、神々も見ることができない。」――『ダンマパダ』第5章「愉楽品」第37偈 📝 逐語訳と解釈 心のうちには怒りが無... -
欲を超えし者に、行方を問うは無意味なり
🔖 原文(日本語訳) 「欲望の泥沼をわたりおわって、完全に解脱して、不動の楽しみを得た人々の行方を知らせることはできない。」――『ダンマパダ』第5章「愉楽品」第36偈 📝 逐語訳と概説 欲望の泥沼をわたりおわって→ 欲(貪)・怒(瞋)... -
炎が消えるように、欲も静まり、心は解き放たれる
🔖 原文(日本語訳) 「鉄の火炉で打たれて炎の燃え立っている火が、次第に静まって、その行方がわからないように、」――『ダンマパダ』第5章「愉楽品」第35偈(前半) ※この偈は後半を含めて一連の意味を成す可能性が高いため、ここでは前半までを... -
善き縁と行いが、人生の最後に微笑みをもたらす
🔖 原文(日本語訳) 「事がおこったときに、友だちのあるのは楽しい。善いことをしておけば、命の終るときに楽しい。互いに満足するのは楽しい。(悪いことをしなかったので)あらゆる苦しみ(の報い)の滅びることは楽しい。」――『ダンマパダ』第... -
愛執なき者は、もはや迷いに還らない
🔖 原文(日本語訳) 「すべての愛執を捨てると、すべての束縛を滅ぼすから、すべての迷いの制約を知りつくして、もはや再び迷いの生存にもどって来ない。」――『ダンマパダ』第2章「不放逸品」第33偈 📝 逐語訳 愛執(ラーガ):対象(人・... -
心の荷を降ろせば、人生は軽くなる
🔖 原文(日本語訳) 「重い荷物を捨てたあとには、荷物をさらに引き受けるな。荷物を引き受けることは最上の苦しみである。荷物を投げすてることは楽しい。」――『ダンマパダ』第2章「不放逸品」第32偈 📝 逐語訳 重い荷物(バーラ):執着... -
欲望を離れた楽しみは、天上の快楽すら凌ぐ
🔖 原文(日本語訳) 「この世における愛欲の楽しみと、天上における楽しみとは、愛執を滅ぼした楽しみの十六分の一にも及ばない。」――『ダンマパダ』第2章「不放逸品」第31偈 📝 逐語訳 愛欲の楽しみ(カーマスッカ):感覚的快楽、性愛、... -
小欲を捨て、大きな歓びに生きる
🔖 原文(日本語訳) 「つまらぬ快楽を捨てることによって、広大なる楽しみを見ることができるのであるなら、心ある人は広大な楽しみをのぞんで、つまらぬ快楽を捨てよ。」――『ダンマパダ』第2章「不放逸品」第30偈 📝 逐語訳 つまらぬ快楽... -
欲と怒りを制する者は、深い静けさに生きる
🔖 原文(日本語訳) 「すべての欲望を断ち、心のいらいらする思いを制し、ここに心が清らかに静まって、静けさに帰した人は、安らかに臥す。」――『ダンマパダ』第2章「不放逸品」第29偈 📝 逐語訳 すべての欲望を断ち(カーマサンナマ・チ... -
煩悩を離れた人は、静かに、深く、安らかである
🔖 原文(日本語訳) 「すっかり覆いをときほごされてやすらぎに帰したバラモンは、全く安らかに臥す。諸の欲望に汚されない人は、解脱していて、煩悩の汚れが無い。」――『ダンマパダ』第1章「双句品」第28偈 📝 逐語訳 すっかり覆いをとき...