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会社の中に自由はない
お客様の要求について少し考えてみる。お客様は相手の会社の内部事情を調べた上で、それに合わせた要求を出すわけではない。むしろ、相手の状況など一切気にせず、自分の要望だけを一方的に押し付けてくるものだ。 だから、お客様の要求と自社の事情が一致... -
社員とはお客様に対して責任を持たない人種と知れ
社員が持たない「お客様への責任意識」を社長が補う必要性 社員による判断ミスと顧客満足への影響 社員は会社やコストのことを考えつつも、その結果が顧客にどう影響するかを見落とす場合が多い。例えば、G社の惣菜担当が「コストを抑えるため」という判断... -
社長室は質素に
社長室の質素化と経営における無駄の排除 質素な社長室が示す企業姿勢 成功している企業の多くに見られるのは、質素で必要最低限の設備を整えた社長室だ。N社の社長室は簡素で実用的である反面、研究所は最新の設備が整えられ、社員が集中して業務に取り組... -
「社長の決定や指令は守らなくてよい」という教育をしていないか
B社を訪問し役員会に出席した際、B社長が日頃から「こうしたい」と話していた内容について、社長の決定事項として役員に指示を出すよう提案した。 しかし、B社長は指示を出そうとしない。そこで、「社長、方針を変えたのですか?」と尋ねると、「変更して... -
方針・指令。規則違反は人前で叱れ
「先生、うちの管理職に、私の指示をあれこれ理由をつけてはぐらかし、きちんと実行しようとしない者がいるんですが、どんなふうに叱るのが効果的でしょうか?」とM社長が尋ねてきた。 「これまで、どんな叱り方をしてきたんですか?」と尋ねると、「人前... -
社員の責任は社長の責任である
B社長のエピソードだ。前社長が着任したのは、大企業系列の会社ゆえに大企業からの天下りという形だった。着任して間もない頃、専務だったB社長のもとに、ある得意先が「不渡」を出したという報告が届く。その得意先については、前々社長時代に取引を禁... -
社長の仕事を社員にやらせるな
このエピソードから、「社長の仕事を社員にやらせるべきではない」という重要な経営の教訓が示されています。社長が自ら率先して動くべき領域についてのポイントは以下の通りです: 経営計画や方針の策定は社長自身が行うべき社長が会社の方向性や長期計画... -
問題解決型社長から脱出せよ
「忙しさに押しつぶされそうだ」「なぜこれほどまでに雑用が多いのか」「問題に追われて身動きが取れない。一つ片付ければ、次の問題がすぐにやってくる」――こうした状態を「問題解決型の社長」と呼ぶ。 納期遅れに右往左往し、生産遅延の対策に奔走し、不... -
社長が外に出ると管理職が育つ
社長が問題解決に追われる日常から抜け出して外部との関わりに時間を割けば、社長本来の役割を果たせるだけでなく、予期しないプラスの効果が生まれることもある。 それは管理職が成長するきっかけになるということだ。社長が社内にいると、さまざまな問題... -
社長は秘書を持て
社長という存在は、会社の中で最も忙しい立場にある。しかし、その貴重な時間の使い方が驚くほど非効率的なケースが目立つ。 本来取り組むべきではない業務に手を出し、やる必要のない仕事に多くの時間を割いてしまう。その結果、社長として本当に重要な役...