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心の隙に、貪りは忍び込む
📜 引用原文(出典:『ダンマパダ』第3章 第15偈) 屋根を粗雑に葺いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養してないならば、貪ぼりが心に侵入する。 (※この句も第11〜14偈に連なる形式的な拡張とみなされる句であり、仏教における「三毒」(貪... -
備えなき心に、驕りは忍び寄る
📜 引用原文(出典:『ダンマパダ』第3章 第14偈) 屋根を粗雑に葺いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養してないならば、高慢が心に侵入する。 (※この偈は伝統的なパーリ語聖典において直接的な形で記されていない場合もありますが、『ダン... -
備えなき心に、迷いは音もなく入り込む
📜 引用原文(出典:『ダンマパダ』第3章 第13偈) 屋根を粗雑に葺いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養してないならば、迷妄が心に侵入する。 (パーリ語原典:Asārāṃ bhavitaṃ gehaṃ vuṭṭhī samativijjhati,Tath’evaṃ abhavitaṃ cittaṃ mo... -
修めぬ心に、怒りは静かに入り込む
📜 引用原文(出典:『ダンマパダ』第3章 第12偈) 屋根を粗雑に葺いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養してないならば、憎しみが心に侵入する。 (パーリ語原典:Asārāṃ bhavitaṃ gehaṃ vuṭṭhī samativijjhati,Tath’evaṃ abhavitaṃ cittaṃ ... -
修養なき心に、情欲は雨のように入り込む
📜 引用原文(出典:『ダンマパダ』第3章 第11偈) 屋根を粗雑に葺いてある家には、雨が洩れ入るように、心を修養してないならば、情欲が心に侵入する。 (パーリ語原典:Asārāṃ bhavitaṃ gehaṃ vuṭṭhī samativijjhati,Tath’evaṃ abhavitaṃ cittaṃ ... -
正しく向けられた心は、最大の恩となる
📜 引用原文(出典:『ダンマパダ』第3章 第10偈) 母も父も、その他の親族も、正しく向けられた心が、自分のためにしてくれるほどの益をしてはくれない。 (パーリ語原典:Na taṃ mātā pitā kayirā aññe vāpi ca ñātakā,Samma-paṇihitaṃ cittaṃ se... -
最大の敵は、己が邪まな心である
📜 引用原文(出典:『ダンマパダ』第3章 第9偈) 憎む人が憎む人にたいし、怨む人が怨む人にたいして、どのようなことをしようとも、邪まなことをめざしている自分の心が、自分に対して自分でなすほどには、それほどひどいことをしない。 (パーリ... -
心を射る者こそ、恐怖を超える
📜 引用原文(出典:『ダンマパダ』第3章 第8偈・8A偈) 心は、動揺し、ざわめき、護り難く、制し難い。英智ある人はこれを直くする。弓師が力強く矢の弦を直くするようなものである。 心は遠くに行き、独り動き、形体なく、胸の奥の洞窟にひそんで... -
心の家屋を壊し、自由を得る
📜 引用原文(出典:『ダンマパダ』第3章 第7偈) 家屋の作者よ!汝の正体は見られてしまった。汝はもはや家屋を作ることはないであろう。汝の梁はすべて折れ、家の屋根は壊れてしまった。心は形成作用を離れて、汝はこの世で滅びてしまった。 (パ... -
家屋の作者を探し続けた、果てしない旅を終えるとき
📜 引用原文(出典:『ダンマパダ』第3章 第6偈) 汝は、幾多の生涯にわたって、生死の流れをくりかえし経めぐって来た、家屋の作者をさがしもとめて。あの生涯、この生涯とくりかえすのは、苦しいことである。 (パーリ語原典:Anikkhittaṃ vāyaṃ ...