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新事業を始めるにはどんな調査が必要か
新商品や新事業を立ち上げるには、必要な外部情報を収集することが欠かせない。それは、事業を始めるかどうかの判断、新事業の方針策定、販売戦略の構築といった基本的な決定に直結する重要な要素だ。さらに、価格設定やターゲット地域の選定、流通業者の... -
初めはなかなか売れない
埼玉県草加市に拠点を置くミサト株式会社は、社員数40名(昭和52年時点)に満たない小規模企業ながら、床暖房用半導体「プラヒート」を武器に、床暖房市場で圧倒的なシェアを誇る優良企業として知られる。 「超優良」と呼ぶにふさわしいのは、驚異的な高収... -
販売チャンネルを間違えると売れない
計量米びつの開発元は浜松市にある富士製作所だ。当初は金物屋の販売ルートを利用していたが、売上は微々たるもので、なかなか伸びなかった。試しに米屋の販売ルートに切り替えてみたところ、状況は一変し、売上が急激に伸び始めた。 米びつが鉄製であるこ... -
市場実験
市場実験については前に触れたが、もう少し掘り下げてみよう。B社は輸入雑貨を扱う問屋だ。この会社では、輸入予定の商品を事前に東京と大阪にある直営店舗で試験的に販売している。この結果をもとに、実際に輸入するかどうかを決める仕組みだ。そのため、... -
プロジェクト・チームで推進する
A社は食品チェーンを展開する企業だ。社長のA氏から、「新商品を導入したいが、これまで何度も新商品を試したものの、成功した例が少ない。どのように販売すればうまくいくのか」という相談が寄せられた。 新商品が何かを尋ねたところ、それはクロレラだと... -
実績のないものは売りにくい
J社は、商品ラインナップの強化を目指し、独自に温水器を開発した。入念な製造プロセスと徹底したテストを経て、性能と安全性に確かな手応えを得た上で市場に投入した。 これを特約店に提案しているが、簡単には受け入れてもらえない。話を聞いてはくれる... -
初期故障対策に万全を期せ
N社は大型機械を手がけるメーカーだ。同社の製品は一台あたり数千万円から一億円を超えるものが多く、その価格帯からもわかるように、開発した機械が市場で売れるかどうかが業績に大きく影響を与える。 石油不況の影響でN社の売上は低迷し、社長は頭を抱え... -
販売網はこうして作る
K社はF県I市に拠点を置く食料品問屋だ。社長は、低マージンの食料品販売だけでは事業の限界があると感じ、模索を続けていた。そんな中、運よくある商社からクロレラの全県における独占販売権を獲得することができた。 いよいよ販売開始が決まり、商社の営... -
蛇口作戦
L社は錠前の専門メーカーだ。かつては鋼製家具用の錠前を主力としていたが、業界のニーズに応じて事業を拡大し、建築用錠前の分野にも進出している。 収益性向上を目指し、さらに建築錠前を強化する必要があるという社長の方針のもと、玄関用の高級錠前を... -
地域戦略
S社は電気機器を製造する企業だ。売上の大半は大企業の下請け業務から得ており、一部は市販品として販売しているが、市場占有率は1%未満と極めて低く、ほぼ限界的な生産者に位置付けられる。本社はS県に構え、東京には営業所を展開している。 売上の大半が...