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死中に活を見いだす者、志を貫く
一、原文の引用と現代語訳(逐語) 原文(抄) 武士道といふは、死ぬ事と見附けたり。どちらを選ぶかという場合には、死ぬ方に決めるだけのことである。覚悟して進むのである。人はとかく好きなほうに理屈をつけがちである。その結果、目的を遂げられずに... -
真の智は、行動と完成をもたらす
引用原文(日本語訳) 以上、私は最も秘密の教説を説いた。これを知れば、人は知性ある者となり、目的を達成した者となろう。アルジュナよ。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第20節) 逐語訳 私は、今まで語ってきた内容のすべてが、最も深遠で秘密(... -
本質を知る者は、迷わず力を尽くす
引用原文(日本語訳) 迷妄なく、このように私を至高のプルシャと知る人は、一切を知り、全身全霊で私を信愛するのである。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第19節) 逐語訳 このように私(バガヴァーン)を、迷いなく、至高の存在(プルショーッタマ... -
すべてを超えて、価値を統べる存在を知れ
引用原文(日本語訳) 私は可滅のものを超越して、不滅のものよりも至高であるから、世間においても、ヴェーダにおいても、至高のプルシャであると知られている。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第18節) 逐語訳 私は、可滅の存在(変化するもの)を... -
変わらぬ主が、すべてを支えている
引用原文(日本語訳) しかし、それと別の至高のプルシャがあり、最高のアートマンと呼ばれる。それは不変の主であり、三界に入ってそれを支持する。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第17節) 逐語訳 可滅なるもの(被造物)と不滅なるもの(真我)と... -
滅びるものと、滅びぬものを見分けよ
引用原文(日本語訳) 世界にはこれら二種のプルシャがある。可滅のものと不滅のものである。可滅のものは一切の被造物である。不滅のものは「揺ぎなき者」と言われる。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第16節) 逐語訳 この世界には、二つの種類のプ... -
知の源を内に見よ
引用原文(日本語訳) また私は一切のものの心に入る。記憶、知識、及び〔無知の〕除去は、私に由来する。私はまた、すべてのヴェーダにより知らるべき対象である。私はヴェーダの終極の作者であり、まさにヴェーダを知る者である。(『バガヴァッド・ギー... -
内なる火がすべてを動かす
引用原文(日本語訳) 私は一切人火となって、生類の身体に宿り、プラーナ気とアパーナ気に結びつき、四種の食物を消化する。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第14節) 逐語訳 私は、すべての生き物の中に宿る「消化の火(ヴァイシャヴァナラ)」とな... -
見えざる力が支え、育てている
引用原文(日本語訳) また私は、大地に入って、威力により万物を支持する。また、液汁(甘露)よりなるソーマとなって、すべての植物を育てる。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第13節) 逐語訳 私は(神)は、大地そのものに入り込み、私の力によっ... -
あらゆる光の源を見極めよ
引用原文(日本語訳) 全世界を照らす、太陽に存する光輝、また、月や火の中にある光輝、それは私に属する光輝であると知れ。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第12節) 逐語訳 世界を照らしている太陽の光、夜を照らす月の光、そして火の中に燃えてい...