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智慧は一つを選びとる決断の中に宿る
📜 引用原文(日本語訳) 「あなたは錯綜した言葉で私の知性を惑わすかのようだ。それ故、はっきりと、ただ一つのことを言って下さい。それにより私が至福を得られるような。」(『バガヴァッド・ギーター』第3章 第2節) 🔍 逐語訳 アルジ... -
知性の道を語られても、なぜ私は行動へと導かれるのか
📜 引用原文(日本語訳) 第三章アルジュナはたずねた。「クリシュナよ、もし行為より知性が優れていると考えられるなら、何故あなたは、私を恐ろしい行為に駆り立てるのか。」(『バガヴァッド・ギーター』第3章 第1節) 🔍 逐語訳 アルジ... -
神を知る者は、心の平安を得る
■引用原文(日本語訳) 私を祭祀と苦行の享受者、全世界の偉大な主、すべての生類の友であると知れば、寂静に達する。 (二九) ■逐語訳 私(=クリシュナ/至高者)は、 ― 祭祀(ヤジュニャ)と苦行(タパス)の受け取り手であり、 ― 全世界を支配する... -
心を制し、恐れと怒りを超えて、解脱を得よ
■引用原文(日本語訳) 感官と意と知性を制御し、願望と恐怖と怒りを離れ、解脱に専念する。常にこのようである聖者は、まさに解脱している。(第5章 第28節) ■逐語訳 感覚器官、心(意志)、知性をよく制御し、欲望・恐怖・怒りを手放し、解脱(モークシ... -
感覚を静め、呼吸を調え、内なる集中を得よ
■引用原文(日本語訳) 外界との接触を離れ、眼を眉間に注ぎ、鼻孔を通るプラーナ気とアパーナ気とを均等にして、(第5章 第27節) ■逐語訳 外の対象との接触(五感)を断ち、視線を眉間(第三の目の位置)に集中し、鼻孔を通って出入りするプラーナ(吸気... -
欲望と怒りを離れて、真の自由に近づく
■引用原文(日本語訳) 欲望と怒りを離れ、心を制御し、自己を知った修行者たちにとって、ブラフマンにおける涅槃は近くにある。(第5章 第26節) ■逐語訳 欲望と怒りを超えて離れ、心を静かに制御し、真の自己を体得した修行者たちには、ブラフマンにおけ... -
他者の幸福を喜べる人に、真の安らぎが訪れる
■引用原文(日本語訳) 罪障を滅し、疑惑を断ち、自己を制御し、すべての生類の幸せを喜ぶ聖仙たちは、ブラフマンにおける涅槃に達する。(第5章 第25節) ■逐語訳 罪の障りを滅し、迷いの疑いを断ち、自らを制御し、すべての生命ある存在の幸福を喜ぶ聖者... -
内なる喜びに目覚める者、真の自由に至る
■引用原文(日本語訳) 内に幸福あり、内に楽しみあり、内に光明あるヨーギンは、ブラフマンと一体化し、ブラフマンにおける涅槃に達する。(第5章 第24節) ■逐語訳 内に幸福を見出し、内に楽しみを味わい、内に輝きを見いだすヨーギンは、ブラフマンと一... -
怒りと欲望に勝つ者が、真の幸福を得る
■引用原文(日本語訳) まさにこの世で、身体から解放される前に、欲望と怒りから生ずる激情に耐え得る者は、専心した幸福な人である。(第5章 第23節) ■逐語訳 まさにこの世において、肉体が滅する(=死ぬ)以前に、欲望と怒りから生じる強い情動に打ち... -
快楽を追えば、苦がともにやって来る
■引用原文(日本語訳) 実に、接触から生ずる諸々の享楽は、苦を生むものにすぎず、始めと終りのあるものである。アルジュナよ、知者はそれらにおいて楽しまない。(第5章 第22節) ■逐語訳 感覚との接触によって生まれるあらゆる快楽は、苦しみを伴うもの...