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さまよう心を、根気強く自己に戻す
■引用原文(日本語訳) 動揺し不安定な意がいかなる原因でさまよい出ても、各々の原因からそれを制御して、自己の支配下に導くべきである。―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第26節 ■逐語訳(一文ずつ) 動揺し、不安定な心(意)が、 いかなる理由によっ... -
心を制して、静けさの中心に還る
■引用原文(日本語訳) 堅固に保たれた知性により、意を自己にのみ止めて、次第に寂静に達すべきである。他の何ものをも思考すべきではない。―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第25節 ■逐語訳(一文ずつ) 確固たる知性によって、心(意)を自己の内にの... -
欲望を手放し、自己を制する者が自由を得る
■引用原文(日本語訳) 意図(願望)から生じた一切の欲望を残らず捨て、意により感官の群をすべて制御し、―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第24節 ■逐語訳(一文ずつ) 意図(願望)に基づく、あらゆる欲望をことごとく放棄し、 意志(心の働き)によっ... -
苦しみを断ち切る決意こそ、真のヨーガの始まり
■引用原文(日本語訳) そのような、苦との結合から離れることが、ヨーガと呼ばれるものであると知れ。このヨーガを、ひるむことなく決然と修めよ。―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第23節 ■逐語訳(一文ずつ) そのような(=前節の「真の幸福にとどま... -
真の幸福を得た者は、失うことを恐れない
■引用原文(日本語訳) それを得れば、他の利得を劣るものと考え、そこに止まれば、大きな苦しみによっても動揺させられることがない。―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第22節 ■逐語訳(一文ずつ) それ(=先の節の「窮極の幸福」)を得れば、 他のどん... -
感覚を超えたところに、真の幸福がある
■引用原文(日本語訳) そこにおいて、感官を超えた、知性により認識さるべき窮極の幸福を人は知り、そこに止まって真理を逸脱することなく、―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第21節 ■逐語訳(一文ずつ) その境地において、 人は感官(五感)を超えた、... -
自己の中に真の歓喜を見いだす
■引用原文(日本語訳) そこにおいて、心はヨーガの実修により抑制されて静まり、人は自ら自己のうちに自己を見て満足し、―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第20節 ■逐語訳(一文ずつ) その境地において、 心はヨーガの実践によって静まり、 人は自己の... -
揺るがぬ心、静寂の灯火
■引用原文(日本語訳) 「風のない所にある灯火が揺がぬように」とは、心を制御し、自己のためのヨーガを修めているヨーギンの比喩であると伝えられる。―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第19節 ■逐語訳(一文ずつ) 「風の吹かぬ静かな場所にある灯火が... -
欲を離れ、心を自己に据えるとき
■引用原文(日本語訳) 「心が制御され、自己においてのみ安住する時、その人はすべての欲望を願うことなく、『専心した者』であると言われる。」―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第18節 ■逐語訳(一文ずつ) 心(マナス)がよく制御されており、 そして... -
節度が導く、心の自由と静けさ
■引用原文(日本語訳) 「節度をもって食べ、散策し、行為において節度をもって行動し、節度をもって睡眠し、目覚めている者に、苦を滅するヨーガが可能である。」―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第17節 ■逐語訳(一文ずつ) 食事において節度を持ち、 ...