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あらゆる現象の中に働く神の力
■原文 私はまた地における芳香であり、火における光輝である。万物における生命であり、苦行者における熱力である。(第7章・第9節) ■書き下し文 我また、地における芳香なり、火における光輝なり。万物における生命なり、苦行者における熱力なり。 ■現代... -
あらゆる存在に内在する神のしるし
■原文 私は水における味である。私は月と太陽における光である。すべてのヴェーダにおける聖音(オーム)である。空における音、人間における雄々しさである。(第7章・第8節) ■書き下し文 我は、水における味なり。我は、月および太陽における光なり。一... -
すべてを貫く不可視の真理
■原文 私はより高いものは他に何もない。アルジュナよ。この全世界は私につながれている。宝玉の群が糸につながれるように。(第7章・第7節) ■書き下し文 我より高きものは、他になし。アルジュナよ。この一切の世界は、我に貫かれ、まるで真珠の群が糸に... -
宇宙の始まりと終わりを内包する存在
■原文 万物はこれに由来する*と理解せよ。私は全世界の本源であり終末である。(第7章・第6節) ■書き下し文 一切はこれに由ると知れ。われは世界の本源にして終末なり。 ■現代語訳(逐語/一文ずつ) 万物はこれに由来する*と理解せよ。 → この高次の... -
低次の自然を超える高次の生命原理
■原文 これは低次のものである。だが私にはそれとは別の、生命*(霊我)である高次の本性*(精神的原理)があることを知れ。それにより世界は維持されている。(第7章・第5節) ■書き下し文 これは低き本性なり。されど、これとは別に、生命なる高き本性... -
八つの原理に宿る神の物質的本性
■原文 地、水、火、風、虚空、意(思考器官)、思惟機能、自我意識*。以上、私の本性(物質的原理)は八種に分かれている。(第7章・第4節) ■書き下し文 地、水、火、風、虚空、意(思考器官)、思惟機能、自我意識。以上の八つに、我が本性(プラクリテ... -
真に知る者は、極めて稀である
■原文 幾千の人間のうち、たまたま一人が成就をめざして努力する。努力して成就した人々のうち、稀に一人が私を如実に知るのである。 ■書き下し文 幾千の人間のうち、たまたま一人が成就をめざして努力する。努力して成就した人々のうち、稀に一人が私を如... -
理論と実践の統合が、すべての真理を照らす
■原文(日本語訳) 「私はあなたに、この理論知と実践知を余すことなく語ろう。それを知れば、この世で他に知るべきことは何も残らない。」 ■書き下し文 「私はあなたに、この理論知と実践知を残らず語るであろう。それを知れば、この世には、他に知るべき... -
心を定め、信じて歩めば、真理は必ず明らかになる
■原文(日本語訳) 聖なるバガヴァットは言った。「アルジュナよ、心を私に結びつけ、私に帰依してヨーガを修めれば、疑いなく、完全に私を知るであろう。その方法を、今から話そう。」 ■書き下し文 聖バガヴァットは告げた。「アルジュナよ、私に意を結び... -
真のヨーギンは、信愛によって神と結ばれる
■原文(日本語訳) すべてのヨーギンのうちでも、私に心を向け、信仰を抱き、私を信愛する者は、「最高に専心した者」であると、私は考える。―『バガヴァッド・ギーター』第6章 第47節 ■逐語訳(一文ずつ) すべてのヨーギンのうちでも、 心を私に向け、 ...