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ヴァースデーヴァは一切なり
■原文 幾多の生の最後に、知識ある人は、ヴァースデーヴァ(クリシュナ)はすべてであると考え、私に帰依する。そのような偉大な人は非常に得られ難い。(第7章・第19節) ■書き下し文 多くの生を経たのち、知ある者は、「ヴァースデーヴァこそ一切なり」... -
知をもって一体となる者
■原文 これらの人々はすべて気高い。しかし、知識ある人は、まさに私と一心同体であると考えられる。というのは、彼は専心し*、至高の帰趨である私に依拠しているから。(第7章・第18節) ■書き下し文 これらの人々はすべて気高し。されど知ある者は、ま... -
知と愛により最も近づく者
■原文 彼らのうち、常に〔私に〕専心し*、ひたむきな信愛*を抱く、知識ある人が優れている。知識ある人にとって私はこの上なく愛しく、私にとって彼は愛しいから。(第7章・第17節) ■書き下し文 彼らのうち、常に我に専心し、ひたむきなる信愛を抱く知... -
信愛に至る四つの道
■原文 アルジュナよ、四種の善行者が私を信愛する。すなわち、悩める人、知識を求める人、利益を求める人、知識ある人である。(第7章・第16節) ■書き下し文 アルジュナよ、四種の善き者は我を信愛す。すなわち、悩む者、知を求むる者、利を願う者、そし... -
真理から遠ざかる者の特徴
■原文 悪をなす迷える最低の人々は私に帰依しない。その知識は幻力に奪われ、阿修羅的な状態*に止まる。(第7章・第15節) ■書き下し文 悪をなす、迷える卑しき人々は、我に帰依せず。かれらの知識は幻力に奪われ、阿修羅の性にとどまれり。 ■現代語訳(... -
迷妄の幻力を超える鍵は帰依にある
■原文 実に、この要素からなる私の神的な幻力*は超え難い。ただ私に帰依する人々は、この幻力を超える。(第7章・第14節) ■書き下し文 まことに、この三種の性質よりなる我が神なる幻力は、超えがたきものなり。ただ我に帰依する者のみ、この幻力を超え... -
三性に迷う世界、至高者を見失う
■原文 これら三種の要素からなる状態により、この全世界は迷わされ、これらよりも高く、不変である私を理解しない。(第7章・第13節) ■書き下し文 これら三種の性より成る状態によって、この全世界は迷わされ、これらよりも高き、不変なる我を理解せず。 ... -
自然の三性は、私から生じて私に帰する
■原文 純質的、激質的、暗質*的な状態は、まさに私から生ずると知れ。しかし私はそれらの中にはなく、それらが私の中にある。(第7章・第12節) ■書き下し文 純質・激質・暗質の状態は、まさに我より生ずると知れ。されど我は、それらの中にはなく、それ... -
欲望を浄化する力の源泉
■原文 私は力ある者の、欲望と愛執を離れた力である。私は生類における、美徳(義務)に反しない欲望である。(第7章・第11節) ■書き下し文 我は、欲望と愛執を離れた、力ある者の力なり。我は、諸生類における、義に背かざる欲望なり。 ■現代語訳(逐語... -
すべての根源に宿る創造と光
■原文 私は万物の永遠の種子であると知れ。私は知性ある者たちの知性であり、威光ある者たちの威光である。(第7章・第10節) ■書き下し文 我を万物の常住なる種子と知れ。我は、知ある者の知なり、威光ある者の威光なり。 ■現代語訳(逐語/一文ずつ) 私...