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姿に惑わされず、本質を見よ――真の力は見えにくいところに宿る
■引用原文(日本語訳) 迷える人々は、人間の体をとる私を軽んずる。私の、万物の偉大な主としての最高の状態を知らないで。(『バガヴァッド・ギーター』第9章 第11節) ■逐語訳(一文ずつ訳す) 迷いの中にある者たちは、 私(バガヴァーン)が人間の姿... -
見守る者がいて、世界は動く――背後の意志と展開の理
■引用原文(日本語訳) プラクリティは、私を監督官として、動不動の万物を生み出す。この故に、世界は開展するのである。(『バガヴァッド・ギーター』第9章 第10節) ■逐語訳(一文ずつ訳す) プラクリティ(自然・根本原質)は、 私(バガヴァーン)を... -
動かしながら動じない――真の中立と自由の境地
■引用原文(日本語訳) しかもそれらの行為は私を束縛しない。私は中立者のように静止し、それらの行為に執着しないから。(『バガヴァッド・ギーター』第9章 第9節) ■逐語訳(一文ずつ訳す) しかしながら、 それらすべての創造と働き(宇宙的行為)は、... -
偉大な創造は、静かなる法則の力から生まれる
■引用原文(日本語訳) 自らのプラクリティに依存して、プラクリティの力により、この無力なる一切の万物の群を繰り返し出現させる。(『バガヴァッド・ギーター』第9章 第8節) ■逐語訳(一文ずつ訳す) 私(バガヴァーン)は、 自らのプラクリティ(根本... -
創造と消滅を司る、根源の力に学ぶ
■引用原文(日本語訳) 劫末において、万物は私のプラクリティ(根本原質)に赴く。劫の始めにおいて、私は再びそれらを出現させる。(『バガヴァッド・ギーター』第9章 第7節) ■逐語訳(一文ずつ訳す) 劫(長い宇宙周期)の終わりに、 すべての存在(万... -
見えずとも、常に在る力――支える者の静かなる偉大さ
■引用原文(日本語訳) いたる所に行きわたる強大な風が、常に虚空(エーテル)の中にあるように、同様に、万物は私のうちにある、と理解せよ。(『バガヴァッド・ギーター』第9章 第6節) ■逐語訳(一文ずつ訳す) 遍く世界に行きわたっている強大な風は... -
支えるが、囚われない――神の働き、自由の在り方
■引用原文(日本語訳) しかも、万物は私のうちに存しない。見よ、私の神的なヨーガを。私の本性は万物を支え、万物を実現するが、万物のうちには存しない。(『バガヴァッド・ギーター』第9章 第5節) ■逐語訳(一文ずつ訳す) しかし、それでもなお、万... -
万物に宿るが、何にも囚われない――真なる力の在り方
■引用原文(日本語訳) この全世界は、非顕現な形の私によって遍く満たされている。万物は私のうちにあるが、私はそれらのうちには存立しない。(『バガヴァッド・ギーター』第9章 第4節) ■逐語訳(一文ずつ訳す) この全宇宙は、 非顕現(アヴィヤクタ)... -
信なくして道は開かれず――疑いは魂を彷徨わせる
■引用原文(日本語訳) アルジュナよ、この教法を信じない人々は、私に達することなく、死と輪廻の道において回帰する。(『バガヴァッド・ギーター』第9章 第3節) ■逐語訳(一文ずつ訳す) アルジュナよ、 この至高の教え(信仰と実践の道)を信じない者... -
王者の智慧は、純粋にして力強く、誰にでも開かれている
■引用原文(日本語訳) これは王者の学術、王者の秘密、最高の浄化具である。それは直接的に理解され、教法にかない、容易に実行でき、不変である。(『バガヴァッド・ギーター』第9章 第2節) ■逐語訳(一文ずつ訳す) これは「王者の学術(ラージャ・ヴ...