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慈悲は光となって、無知の闇を照らす
■引用原文(日本語訳) 「まさに彼らへの憐愍のために、私は個物の心に宿り、輝く知識の灯火により、無知から生ずる闇を滅ぼす。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第11節) ■逐語訳(一文ずつ) teṣām evānukampārtham → まさに彼らへの憐れみ(慈悲... -
専心と愛に応じて、知性の光は授けられる
■引用原文(日本語訳) 「常に〔私に〕専心し、喜びをもって私を信愛する彼らに、私はかの知性のヨーガを授ける。それにより彼らが私に至るところの。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第10節) ■逐語訳(一文ずつ) teṣāṃ satata-yuktānāṃ → 常に私... -
心を捧げ、語り合うことで、真の喜びが生まれる
■引用原文(日本語訳) 「私に心を向け、生命を私に捧げ、互いに目覚めさせつつ、彼らは常に私について語り、満足し楽しむ。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第9節) ■逐語訳(一文ずつ) mat-cittāḥ mat-gata-prāṇāḥ → 心を私(神)に向け、生命(... -
すべての源を知る者は、信と愛で生きる
■引用原文(日本語訳) 「私は一切の本源である。一切は私から展開する。そう考えて、知者たちは愛情をこめて私を信愛するのである。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第8節) ■逐語訳(一文ずつ) ahaṃ sarvasya prabhavaḥ → 私はすべての存在の源... -
神の働きを知る者は、揺るぎなき力と結ばれる
■引用原文(日本語訳) 「私のこの示現とヨーガとを如実に知る人は、揺ぎなきヨーガと結ばれる。この点について疑いはない。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第7節) ■逐語訳(一文ずつ) etāṃ vibhūtiṃ yogaṃ ca mama → 私のこの示現(威光)とヨ... -
真理に連なる系譜が、世界を育む
■引用原文(日本語訳) 「古の七名の大仙と四名のマヌは私と同じ性質を有し、〔私の〕意から生じた。彼らから世の生類が生じた。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第6節) ■逐語訳(一文ずつ) maharṣayaḥ sapta pūrve → 古(いにしえ)の七名の偉大... -
すべての性質は、根源から与えられた試練と恩恵
■引用原文(日本語訳) 「不殺生、平等心、満足、苦行、布施、名誉、不名誉。これら万物の個々の状態は、ただ私のみから生ずる。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第5節) ■逐語訳(一語ずつ) ahiṃsā(不殺生:非暴力) samatā(平等心:偏らぬ心) ... -
あらゆる力と感情の源を見極めよ
■引用原文(日本語訳) 「知性、知識、不惑、忍耐、真実、制御、寂滅、苦楽、発生、消滅、恐怖、無畏、」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第4節[一部]) ※この節と次節(第5節)は連続しており、あらゆる人間的な性質や現象の「源」が神(クリシュナ... -
真なる認識は、迷いと罪を超える
■引用原文(日本語訳) 「私が不生であり無始である、世界の偉大な主であると知る人は、人間にあって迷わず、すべての罪悪から解放される。」(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第3節) ■逐語訳(一文ずつ) yo māṃ ajam anādiṃ ca → 私が不生(生まれ... -
源を知らずして、本質には至れない
■引用原文(日本語訳) 神々の群は私の本源を知らない。大仙(偉大な聖仙)たちもまた。なぜなら、私はあらゆる点で、神々と大仙たちの本初であるから。(『バガヴァッド・ギーター』第10章 第2節) ■逐語訳(一文ずつ) na me viduḥ sura-gaṇāḥ → 神々の...