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なされることの中に、なさぬ自己を観る
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「諸々の行為は、すべてプラクリティのみによって行われ、自己は行為者ではないと見る人、彼は〔真に〕見るのである。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第29節) ■逐語訳 あらゆる行為は、自然(プラ... -
すべてに神を見る者は、己を損なわない
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「というのは、主があらゆるものに等しく存在すると見る人は、自ら自己を害することがないから。かくて、彼は最高の帰趨(解脱)に達する。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第28節) ■逐語訳 すべて... -
永遠なるものを観る眼
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「最高の主は万物の中に等しく存在し、万物が滅びても滅びることはないと見る人、彼は〔真に〕見るのである。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第27節) ■逐語訳 真に見る人とは、「最高の存在(至高... -
すべての現象は、意識と物質の出会いから生まれる
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「動不動のいかなるものが生じようとも、それは『土地』と『土地を知る者』との結合によると知れ、バラタ族の雄牛よ。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第26節) ■逐語訳 動くもの(生物)も、動かざ... -
知識なくとも、聴く心が道を開く
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「しかるに、他の人々は、このように知らないで、他者(師など)から聞いて〔自己を〕念想する。聴聞に専念する彼らもまた、死を超越する。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第25節) ■逐語訳 一部の... -
自己への道は一つにあらず――三つのヨーガによる覚醒
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「ある人々は瞑想(禅定)によって、自ら自己のうちに自己を見る。他の人々は、サーンキヤ(理論)のヨーガによって、また他の人々は、行為のヨーガによって見る。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第... -
知る者は、輪廻を超える
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「このようにプルシャとプラクリティと要素を知る人は、いかなる境遇に生きていようとも、再び生まれることはない。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第23節) ■逐語訳 プルシャ(魂/観照者)、プラ... -
すべてを見守る、内なる至高の自己
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「この身体における最高のプルシャは、近くで見る者、承認者、支持者、享受者、偉大な主、最高の自己と言われる。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第22節) ■逐語訳 この身体(個人存在)の中に宿る... -
結びつきが、苦楽の種となる
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「というのは、プラクリティに宿るプルシャは、プラクリティから生ずる要素を享受するから。彼が要素と結合することが、彼が善悪の胎から生まれる原因である。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第21節... -
世界を動かすものと、それを味わうもの
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「プラクリティは、結果と原因を作り出す働きにおける因であると言われる。プルシャは、苦楽を享受することにおける因であると言われる。」(『バガヴァッド・ギーター』第13章 第20節) ■逐語訳 プラクリ...