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恐怖の中に慈悲を求める――力は制御と共にあるべし
■原文(第11章 第25節) あなたの口が炎のように燃え、世界の終末の火のようであるのを見て、私は方向感覚を失い、逃げ場もわかりません。どうか御慈悲を――神々の主よ、全世界の住処よ。 ■逐語訳(一文ずつ訳す) あなたの口を見て、(テ・ムカーニ・ドリ... -
圧倒的な存在の前では、理性も心も揺らぐ
■原文(第11章 第24節) 天空にまで届き、燃え上がり、様々な色を放ち、口を開け、燃えるような巨大な眼をもつあなたを見て、私は心から恐怖し、平静さも安らぎも見出せません。ああ、ヴィシュヌよ! ■逐語訳(一文ずつ訳す) あなたは天空にまで達し(ナ... -
偉大さは畏敬と畏怖の両面をもたらす
■原文(第11章 第23節) 多くの口と眼、多くの腕と脚、多くの腹を持ち、多くの恐ろしい歯で、恐ろしいあなたの巨大な姿を見て、勇者よ、諸世界は戦慄いています。そして、私もまた戦慄いています。 ■逐語訳(一文ずつ訳す) 多くの口と眼を持ち、 多くの腕... -
偉大さとは、多様な存在を超えて共通に敬われるもの
■引用原文(第11章 第22節) アルジュナは言った:「ルドラ神群、アーディティヤ神群、ヴァス神群、サーディヤ神群、一切の神々、アシュヴィン双神、マルト神群、祖霊、ガンダルヴァ、夜叉、阿修羅、シッダの群、これらすべてが、あなたに驚嘆し、凝視して... -
真の偉大さは、畏敬と賛嘆の両面を呼び起こす
■引用原文(第11章 第21節) アルジュナは言った:「実にあの神々の群はあなたの中に入る。ある者たちは恐れ合掌して称讃する。大仙とシッダ(成就者)の群は、『幸あれ』と言って、多くの讃歌によりあなたを讃える。」―『バガヴァッド・ギーター』第11章 ... -
真の偉大さは、世界を揺るがすほどの力を内包する
■引用原文(第11章 第20節) アルジュナは言った:「天地の間のこの空間は、ただあなた一人によって遍く満たされている。そして一切の方角も。偉大な方よ、あなたのこの稀有で恐ろしい姿を見て、三界は戦慄いている。」―『バガヴァッド・ギーター』第11章 ... -
限りなき力は、全てを照らし、全てを包む
■引用原文(第11章 第19節) アルジュナは言った:「始まり、中間、終りのない、無限の力を持ち、無限の腕を持ち、月と太陽を眼とし、燃火を口とし、自らの光輝によりこの全世界を熱しているあなたを私は見る。」―『バガヴァッド・ギーター』第11章 第19節... -
揺るがぬ軸こそ、変化の中の支えとなる
■引用原文(第11章 第18節) アルジュナは言った:「あなたは不滅のもの、最高の知らるべき対象である。あなたは全世界の最高の拠り所である。あなたは不変であり、永遠の教法の守護者である。あなたは永遠のプルシャであると私は考える。」―『バガヴァッ... -
威厳と力の本質は、畏れと共に輝く
■引用原文(第11章 第17節) アルジュナは言った:「王冠をつけ、棍棒を持ち、円盤を持ち、一切の方角に輝きわたる光輝の塊であるあなたを見る。遍く燃火や太陽のように輝き、凝視し難い、計り知れぬあなたを見る。」—『バガヴァッド・ギーター』第11章 第... -
限りなき存在に境界を求めるな
■引用原文(第11章 第16節) アルジュナは言った。「多くの腕と腹と口と眼を持ち、あらゆる方角に無限の姿を示すあなたを見る。あなたの終わりも、中間も、始まりも、見極めることはできない。全世界の主よ、あらゆる姿を持つ者よ。」—『バガヴァッド・ギ...