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迷いを超える第一歩は、導きを求める勇気
■原文(日本語訳) 第2章 第7節アルジュナは言った。「悲哀のために本性をそこなわれ、義務に関して心迷い、私はあなたに問う。どちらがよいか、私にきっぱりと告げてくれ。私はあなたの弟子である。あなたに寄る辺を求める私を教え導いてくれ。」 ■逐語訳... -
勝ち負けに迷うとき、自分の使命に立ち返れ
■原文(日本語訳) 第2章 第6節アルジュナは言った。「そして、どちらがよいのかわからない。我々が勝つべきか、彼らが我々に勝つべきか。彼らを殺したら、我らは生きたいとは思わぬ。そのドリタラーシュトラの息子たちは、面前に立っている。」 ■逐語訳 ... -
義のない勝利は、毒を含んだ果実に過ぎない
■原文(日本語訳) 第2章 第5節アルジュナは言った。「まことに、威厳に満ちた師匠たちを殺さないで、この世で施しものを食べる方がよい。有益なことを望む師匠を殺せば、まさにこの世で、血にまみれた享楽を味わうことになろう。」 ■逐語訳 まことに(ア... -
敬意と義務の狭間で、何を選ぶか
■原文(日本語訳) 第2章 第4節アルジュナは言った。「クリシュナよ、戦いにおいて、尊敬に値するビーシュマとドローナに対し、どうして矢で立ち向えよう。」 ■逐語訳 アルジュナは言った:クリシュナの叱咤を受けたあと、アルジュナが再び苦悩を語り出す... -
心の弱さを断ち切り、己の使命に立ち向かえ
■原文(日本語訳) 第2章 第3節アルジュナよ、女々しさに陥ってはならぬ。それはあなたにふさわしくない。卑小なる心の弱さを捨てて立ち上れ。 ■逐語訳 アルジュナよ:クリシュナが直接、迷い沈むアルジュナに呼びかける。 女々しさに陥ってはならぬ(クレ... -
弱気に屈するな、それは道を閉ざす
■原文(日本語訳) 第2章 第2節聖バガヴァット(クリシュナ)は告げた。「危急に際し、この弱気はどこからあなたに近づいたのか。アルジュナよ、それは貴人の好まぬもので、天界に導かず、不名誉をもたらす。」 ■逐語訳 バガヴァーン(クリシュナ)は言っ... -
悲しみの淵に沈むとき、内なる導きを聞け
■原文(日本語訳) 第2章 第1節サンジャヤは語った。「このように悲哀を感じ、涙に満ちた眼を曇らせて沈みこむ彼に、クリシュナは次のように言った。」 ■逐語訳 サンジャヤは語った:語り手サンジャヤが、王(ドリタラーシュトラ)に対して語っている。 こ... -
心乱るる時こそ、真の問いが始まる
■引用原文(日本語訳) 「アルジュナはこのように告げ、戦いのさなか、戦車の座席に坐りこんだ。弓と矢を投げ捨て、悲しみに心乱れて。」―『バガヴァッド・ギーター』第1章 第47節 ■逐語訳(一文ずつ) アルジュナはこう語り終えると、 戦場のど真ん中に停... -
正しき道に殉じる覚悟
■引用原文(日本語訳) 「もしドリタラーシトラの息子たちが、合戦において武器をとり、武器を持たず無抵抗の私を殺すなら、それは私にとってより幸せなことだ。」―『バガヴァッド・ギーター』第1章 第46節 ■逐語訳(一文ずつ) もし、ドリタラーシトラの... -
利を貪れば、義を失う
■引用原文(日本語訳) 「ああ、我々は何という大罪を犯そうと決意したことか。王権の幸せを貪り求めて、親族を殺そうと企てるとは。」―『バガヴァッド・ギーター』第1章 第45節 ■逐語訳(一文ずつ) 「ああ、われわれはどれほど大きな罪を犯そうとしてい...