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執著が滅びるとき、苦しみは生まれない
📜引用原文(日本語訳) 第三七偈執著の条件*に依って苦しみが起る。苦しみは執著の条件から生ずるものである。執著の条件がすべて滅びたならば、苦しみの起ることはない。― 『ダンマパダ』 第二章 第三七偈 🔍逐語訳(文ごとの意訳) 執著... -
説く者であっても、まず離れよ――語る前に、己の迷いを見よ
📜引用原文(日本語訳) 第三六偈迷いの生存が迷いの生存と離れて脱することをつねに説く人々がいるが、迷いの生存から*未だ出離していないそれらすべての人々に対して、われはつねに語るのである。― 『ダンマパダ』 第二章 第三六偈 🔍逐... -
迷いを喜ぶかぎり、苦しみは離れず――捨てる勇気が、仏に近づける
📜引用原文(日本語訳) 第三五偈ひとが喜ぶところのものは、迷いの生存である。かれは苦しみを忌み恐れる。迷いの生存を捨てるために、清らかな修行をするならば、その人はわが近くにいる。― 『ダンマパダ』 第二章 第三五偈 🔍逐語訳(文... -
迷いの生に安住せず、変化の彼岸を目指せ
📜引用原文(日本語訳) 第三四偈この世は(変化して)異なったものとなる。この世の人々は迷いの生存に執著し、迷いの生存を楽しみ、つねに迷いの生存を喜び、迷いの生存からすっかり解脱することがない。― 『ダンマパダ』 第二章 第三四偈 ǵ... -
自己という幻想を手放し、苦の炎を鎮めよ
📜引用原文(日本語訳) 第三三偈この世は熱のような苦しみが生じている。個体を構成する(五つの)要素(=五蘊)はアートマンではない、と考える。ひとは「われはこれこれのものである」と考えるそのとおりのものとなる。それと異なったものにな... -
悟りは形に宿らず、汝の油断なき心に宿る
📜引用原文(日本語訳) 第三一・三二偈(通釈)戒律や誓いだけによっても、また博学によっても、また瞑想を体現しても、また人々から離れてひとり臥すことによっても、修行僧は安心・油断してはならない。煩悩の汚れがなくならないうちは。むしろ... -
苦の終わりを見定めて、清らかに生きよ
📜引用原文(日本語訳) 第三〇偈この世で自分にとって苦しみの滅びてなくなることを明らかに知り、善い知慧のある人を、〈つねに戒しめをたもち汚れの無い人〉と呼ぶ。― 『ダンマパダ』 第二章 第三〇偈 🔍逐語訳(文ごとの意訳) この世で... -
七つの柱を磨き、心を澄ませて道を歩め
📜引用原文(日本語訳) 第二九偈さとりのよすがとなる七つのことがら*をよく実修し、善いことをなす性で、つねに心の安定統一している人を〈修行僧〉と呼ぶ。― 『ダンマパダ』 第二章 第二九偈 🔍逐語訳(文ごとの意訳) さとりのよすがと... -
善をなす三業と、恥を知る心が、真の修行をつくる
📜引用原文(日本語訳) 第二八偈身体にも、ことばにも、心にも、悪が無くて、善いことをなす性で、恥を知る最上の人を〈修行僧〉と呼ぶ。― 『ダンマパダ』 第二章 第二八偈 🔍逐語訳(文ごとの意訳) 身体にも、ことばにも、心にも、悪が無... -
満ち足りて慎み深くあれ、それが修行の道となる
📜引用原文(日本語訳) 第二七偈満足し、感官に気をくばり、戒律をつつしみ行ない、食事について節度を知り、人々を離れたところで臥し坐し、心について専念する、この人は〈修行僧〉とよばれる。― 『ダンマパダ』 第二章 第二七偈 🔍逐語...