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結果にとらわれず、今すべきことを果たせ
■原文(日本語訳) 第2章 第47節クリシュナは言った。「あなたの職務は行為そのものにある。決してその結果にはない。行為の結果を動機としてはいけない。また無為に執着してはならぬ。」 ■逐語訳 カルマニ エーヴァー アーディカーラステ(行為にのみ汝の... -
全体を知る者に、部分の手段は不要となる
■原文(日本語訳) 第2章 第46節クリシュナは言った。「いたる所で水が得られている時、井戸は無用である。同様に、真実を知るバラモンにとって、すべてのヴェーダは無用である。」 ■逐語訳 ヤーヴァーン アルタ・ウダパーネ(井戸から得られる水の価値)... -
現象を超えて、静かなる自己に立つ
■原文(日本語訳) 第2章 第45節クリシュナは言った。「ヴェーダは三要素よりなるもの(現象界)を対象とする。三要素よりなるものを離れよ、アルジュナ。相対を離れ、常に純質に立脚し、獲得と保全を離れ、自己を制御せよ。」 ■逐語訳 トライグニャ・ヴィ... -
欲望に心を奪われた者は、決して心を統一できない
■原文(日本語訳) 第2章 第44節クリシュナは言った。「その言葉に心を奪われ、享楽と権力に執着する人々にとって、決定を性とする知性が三昧において形成されることはない。」 ■逐語訳 ブーガ・アイシュヴァリヤ・プラサクターーナーム(享楽と権威に執着... -
享楽と権威への執着は、心を散らし、魂を縛る
■原文(日本語訳) 第2章 第43節クリシュナは言った。「欲望を性とし、生天に専念する彼らは、行為の結果として再生をもたらし、享楽と権力をめざす多種多様な儀式についての、華々しい言葉を語る。」 ■逐語訳 カーマートマーナハ(欲望を本性とする者たち... -
華やかな言葉に惑わされず、本質を見よ
■原文(日本語訳) 第2章 第42節クリシュナは言った。「愚者たちはヴェーダ聖典の言葉に喜び、他に何もないと説き、華々しい言葉を語る。」 ■逐語訳 ヤーム・イマーム・プシュピターーム・ヴァーチャム(この花のような言葉を):華やかで耳に心地よい表現... -
決断ある知性が、心をまっすぐ導く
■原文(日本語訳) 第2章 第41節クリシュナは言った。「この世では、決定を性とする知性は唯一である。決定を欠いた者たちの知性は、多岐に分かれ、限りないが。」 ■逐語訳 ヴィヤヴァサーヤートミカー・ブッディ(決意ある知性):確固たる目的意識を持っ... -
小さな一歩でも、大いなる恐怖から救う
■原文(日本語訳) 第2章 第40節クリシュナは言った。「ここにおいては、企てたことが消滅することなく、退転することもない。この〔ヨーガの〕教法のごくわずかでも、大なる恐怖(輪廻)から人を救済する。」 ■逐語訳 ネーハー・アビクリマ・ナースォステ... -
智慧を携えて、行為の束縛を超える
■原文(日本語訳) 第2章 第39節クリシュナは言った。「以上、サーンキヤ(理論)における知性が説かれた。次に、ヨーガ(実践)における知性を聞け。その知性をそなえれば、あなたは行為の束縛を離れるであろう。」 ■逐語訳 イーシャー・テー・アビヒタ・... -
結果にとらわれず、平常心で義務を果たせ
■原文(日本語訳) 第2章 第38節クリシュナは言った。「苦楽、得失、勝敗を平等(同一)のものと見て、戦いに専心せよ。そうすれば罪悪を得ることはない。」 ■逐語訳 苦楽(スカ・ドゥッカ):快適と苦しみ、幸福と不幸。 得失(ラーバ・アラーバ):利益...