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闇に覆われた知性は、世界を逆さに見る
■引用原文(日本語訳) 「その知性が闇に覆われて、不徳を美徳と考え、またすべてのものごとを顚倒して考える時、それは暗質的な知性である。」(バガヴァッド・ギーター 第18章 第32節) ■逐語訳 知性が・闇(タマス)に覆われ、・不徳(アダルマ)を美徳... -
混乱した知性は、善悪を逆転させる
■引用原文(日本語訳) 「その知性により、人が美徳と不徳、行うべきことと行うべきでないことを、不適切に理解する時、それは激質的な知性である。」(バガヴァッド・ギーター 第18章 第31節) ■逐語訳 ある人が、・善(ダルマ)と悪(アダルマ)、・やる... -
本当の知性とは、すべきことを見極める力
■引用原文(日本語訳) 「活動とその停止、行うべきことと行うべきでないこと、危険と安全、束縛と解脱を知る知性は、純質的な知性である。」(バガヴァッド・ギーター 第18章 第30節) ■逐語訳 行為において、・始めるべき行為(カルマ)と停止すべき行為... -
知と意志にも、心の質が現れる
■引用原文(日本語訳) 「知性の区別と堅固(充足)の区別も、要素に応じて三種類である。それを別個に、残らず説くから聞け。アルジュナ。」(バガヴァッド・ギーター 第18章 第29節) ■逐語訳 アルジュナよ、今から「知性(ブッディ)」と「堅固(ドリテ... -
心ここにあらずの働きは、魂を曇らせる
■引用原文(日本語訳) 「専心せず、凡俗、頑固、狡猾、不実、怠惰、悲観的であり、仕事の遅い者は、暗質的な行為者と言われる。」(バガヴァッド・ギーター 第18章 第28節) ■逐語訳 以下のような特徴を持つ者は、暗質(タマス)に属する行為者であるとさ... -
激しさに駆られる行為者は、心の奴隷である
■引用原文(日本語訳) 「激情的で、行為の成果を求め、貪欲で、加害を性とし、清浄でなく、喜悦と悲しみに満ちた者は、激質的な行為者と言われる。」(バガヴァッド・ギーター 第18章 第27節) ■逐語訳 ・激情に満ち(ラガヴァーン)、・行為の結果(果報... -
揺るがぬ意志で、淡々と果たす者こそ真の実践者
■引用原文(日本語訳) 「執着を離れ、自己を誇らず、堅固さと気力をそなえ、成功不成功に動じない者は、純質的な行為者と言われる。」(バガヴァッド・ギーター 第18章 第26節) ■逐語訳 行為者が、・行為の結果に対する**執着(アースティ)を離れ、・「... -
見通しなき行動は、無知の業となる
■引用原文(日本語訳) 「帰結、損失、加害、能力を無視して、迷妄によって企てられた行為は、暗質的な行為と言われる。」(バガヴァッド・ギーター 第18章 第25節) ■逐語訳 行為の結果(帰結)、自他への損失や影響、他者に与える加害の可能性、そして自... -
欲と我執に駆られた努力は、心を乱す
■引用原文(日本語訳) 「また、欲望を求める者や、我執を抱く者が、非常に苦労して行為をなす時、それは激質的な行為と言われる。」(バガヴァッド・ギーター 第18章 第24節) ■逐語訳 欲望(カーマ)を追い求める者や、「私がやった」「私の成果だ」とい... -
果を望まず、心澄ませて行う──それが真の行為
■引用原文(日本語訳) 「人が果報を期待せず、執着を離れ、愛憎なく定められた行為をなす時、それは純質的な行為と言われる。」(バガヴァッド・ギーター 第18章 第23節) ■逐語訳 人が、行為の結果(果報)を期待せず、その行為に対する執着(アースティ...