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問いこそが、真の目覚めの始まりである
■引用原文(日本語訳) アルジュナはたずねた。「ブラフマンとは何か。個物に関してとは何か。行為とは何か。被造物に関してと言われたのは何か。神格に関してと言われたのは何か。至高のプルシャよ。」――『バガヴァッド・ギーター』第8章第1節 ■逐語訳 ア... -
死の間際においても真実を知る者
■原文 また、被造物に関して、神格に関して〔それを知る〕。また、祭祀に関して私を知る。臨終の時においても、私をこのように知る人々は、〔私に〕専心し、〔真に〕私を知る。(第7章・第30節) ■書き下し文 また、被造物に関して、神格に関して、また祭... -
老死を超える者たちの知と帰依
■原文 老死から脱するため、私に帰依して努力する人々は、あのブラフマンを知る。個物に関して*その一切を知り、行為を残らず知る。(第7章・第29節) ■書き下し文 老死を免れんがために、我に帰依して努力する人々は、かのブラフマンを知り、個物に関し... -
善行の果てに至る、真の信念と信愛
■原文 しかし、善行の人々の罪悪が尽きる時、彼らは相対観の迷妄を脱し、強固な信念をもって*私を信愛する。(第7章・第28節) ■書き下し文 しかしながら、善行をなす者たちの罪業尽きるとき、彼らは相対観の迷妄を離れ、堅固な信念をもって、我を信愛す... -
好悪がもたらす迷い――創造の瞬間から始まる錯覚
■原文 好悪から生ずる相対観の迷妄により、万物は創造の時にすでに迷妄に陥る。(第7章・第27節) ■書き下し文 好悪より生ずる相対の迷妄によりて、衆生は創造の始めにおいてすでに迷いに陥る。 ■現代語訳(逐語/一文ずつ) 好悪から生ずる相対観の迷妄に... -
知る者はすべてを見通すが、真に知られることは稀である
■原文 私は過去、現在、未来の万物を知っている。アルジュナよ、しかし何者も私を知らない。(第7章・第26節) ■書き下し文 我は過去、現在、未来のすべての存在を知る。しかし、アルジュナよ、誰も我を知ることはない。 ■現代語訳(逐語/一文ずつ) 私は... -
真理は、覆われて見えずとも、常にそこにある
■原文 ヨーガの幻力*に覆われた私は、すべての者に明瞭ではない。この迷える世界は、私が不生不滅であることを知らない。(第7章・第25節) ■書き下し文 ヨーガの幻力によって覆われた私は、すべての者に明らかではない。この迷える世界は、私が不生不滅... -
見えるものの奥に、見えざる本質を観よ
■原文 無知な人々は、非顕現*である私を顕現したもの*と考える。不変であり至高である、私の最高の状態を知らないで。(第7章・第24節) ■書き下し文 無知なる人々は、非顕現なる私を、顕現したものと見なす。不変であり至高なる私の真の姿を、彼らは知... -
有限なる果報か、無限なる帰趨か
■原文 しかし、これらの小知の人々の得る果報は有限である。神々を崇める人々は神々に至り、私を信愛する人(信者)はこの私に至ることができる。(第7章・第23節) ■書き下し文 しかしながら、小さな知識しか持たない人々の得る果報は、限られている。神... -
すべての願望は、私によって成就される
■原文 彼はその信仰と結ばれ、その神格を満足させることを望む。そしてそれから諸々の願望をかなえられる。それらは実は私自身によりかなえられたものである。(第7章・第22節) ■書き下し文 彼は、その信仰と結びつき、崇拝する神格を喜ばせようと望む。...