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執着なき者こそ、ヨーガの頂に立つ
■引用原文(日本語訳) 「実に、感官の対象と行為とに執着せず、すべての意図を放擲した人は、ヨーガに登った人と言われる。」(『バガヴァッド・ギーター』第6章 第4節) ■逐語訳(一文ずつ) 感覚の対象(外界の快楽)と行為(行動・仕事)に対する執着... -
行為の先に、静寂の境地が待っている
■引用原文(日本語訳) 「ヨーガに登ろうとする聖者にとって、行為が手段であると言われる。ヨーガに登った人にとって、寂滅が手段であると言われる。」(『バガヴァッド・ギーター』第6章 第3節) ■逐語訳(一文ずつ) ヨーガの道を目指す修行者にとって... -
意図を手放してこそ、真のヨーガとなる
■引用原文(日本語訳) 「放擲と言われるもの、それをヨーガと知れ、アルジュナよ。というのは、意図(願望)を放擲しないヨーギンは誰もいないから。」(『バガヴァッド・ギーター』第6章 第2節) ■逐語訳(一文ずつ) 「放擲(サンニャーサ)と呼ばれる... -
執着なき行動者こそ、本物の修行者
■引用原文(日本語訳) 聖バガヴァットは告げた。「行為の結果にこだわらず、なすべき行為をする人は、放擲者でありヨーギンである。単に祭火を設けず、行為をしない者は、そうではない。」(『バガヴァッド・ギーター』第6章 第1節) ※補注:「放擲者(サ... -
なぜ人は悪に駆られるのか?
📜 引用原文(日本語訳) アルジュナはたずねた。「それでは、クリシュナ。人間は何に命じられて悪を行うのか。望みもしないのに。まるで力ずくで駆り立てられたように。」(『バガヴァッド・ギーター』第3章 第36節) 🔍 逐語訳 「アルジュ... -
自分の道を、不完全でも貫け
📜 引用原文(日本語訳) 「自己の義務の遂行は、不完全でも、よく遂行された他者の義務に勝る。自己の義務に死ぬことは幸せである。他者の義務を行うことは危険である。」(『バガヴァッド・ギーター』第3章 第35節) 🔍 逐語訳 「たとえ不... -
愛憎に支配されるな、それは心の敵である
📜 引用原文(日本語訳) 「感官には、それぞれの対象についての愛執と憎悪が定まっている。人はその二つに支配されてはならぬ。それらは彼の敵であるから。」(『バガヴァッド・ギーター』第3章 第34節) 🔍 逐語訳 「感覚器官(indriyāṇi... -
本性に抗わず、活かして生きよ
📜 引用原文(日本語訳) 「知識ある人も、自分の本性にふさわしく行動する。万物はその本性に従う。制止して何になろうか。」(『バガヴァッド・ギーター』第3章 第33節) 🔍 逐語訳 「知識を持つ者(jñānavān)であっても、自らの生まれ持... -
不満と拒絶は、知識を曇らせ、自己を滅ぼす
📜 引用原文(日本語訳) 「しかし、不満を抱き、私の教説に従わない人々、彼らをすべての知識に迷う、破滅した愚者であると知れ。」(『バガヴァッド・ギーター』第3章 第32節) 🔍 逐語訳 「しかしながら、不満(abhyasūyantaḥ)をいだき... -
信じて歩む者は、行為に縛られず自由となる
📜 引用原文(日本語訳) 「信仰を抱き、不満なく、常に私の教説に従う人々は、行為から解放される。」(『バガヴァッド・ギーター』第3章 第31節) 🔍 逐語訳 「信仰(śraddhā)をもって、不平を抱かず(anūyāyinaḥ)、常に私の教え(matam...