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変わらぬ主が、すべてを支えている
引用原文(日本語訳) しかし、それと別の至高のプルシャがあり、最高のアートマンと呼ばれる。それは不変の主であり、三界に入ってそれを支持する。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第17節) 逐語訳 可滅なるもの(被造物)と不滅なるもの(真我)と... -
滅びるものと、滅びぬものを見分けよ
引用原文(日本語訳) 世界にはこれら二種のプルシャがある。可滅のものと不滅のものである。可滅のものは一切の被造物である。不滅のものは「揺ぎなき者」と言われる。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第16節) 逐語訳 この世界には、二つの種類のプ... -
知の源を内に見よ
引用原文(日本語訳) また私は一切のものの心に入る。記憶、知識、及び〔無知の〕除去は、私に由来する。私はまた、すべてのヴェーダにより知らるべき対象である。私はヴェーダの終極の作者であり、まさにヴェーダを知る者である。(『バガヴァッド・ギー... -
内なる火がすべてを動かす
引用原文(日本語訳) 私は一切人火となって、生類の身体に宿り、プラーナ気とアパーナ気に結びつき、四種の食物を消化する。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第14節) 逐語訳 私は、すべての生き物の中に宿る「消化の火(ヴァイシャヴァナラ)」とな... -
見えざる力が支え、育てている
引用原文(日本語訳) また私は、大地に入って、威力により万物を支持する。また、液汁(甘露)よりなるソーマとなって、すべての植物を育てる。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第13節) 逐語訳 私は(神)は、大地そのものに入り込み、私の力によっ... -
あらゆる光の源を見極めよ
引用原文(日本語訳) 全世界を照らす、太陽に存する光輝、また、月や火の中にある光輝、それは私に属する光輝であると知れ。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第12節) 逐語訳 世界を照らしている太陽の光、夜を照らす月の光、そして火の中に燃えてい... -
見ようとするだけでは見えない。制御された心に真実は現れる
引用原文(日本語訳) 努力するヨーギンは、自己のうちに宿る彼を見る。しかし、自己を制御しない、思慮のない者は、努力しても彼を見ない。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第11節) 逐語訳 真剣に努力する修行者(ヨーギン)は、自己の内に宿る「彼... -
見えるものの奥に、見えざる主体を観よ
引用原文(日本語訳) 〔身体を〕離れ、またそこに止まり、諸要素を伴って、〔対象を〕享受している彼を、迷える者は認識しない。しかし知識の眼をそなえた人は認識する。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第10節) 逐語訳 魂(ジーヴァ)は、身体を離... -
感覚を通して世界を味わい、惑わされずに扱え
引用原文(日本語訳) 彼は聴覚、視覚、触覚、味覚、嗅覚、及び思考器官に依存して、諸々の対象を享受する。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第9節) 逐語訳 彼(個我、ジーヴァ)は、耳(聴覚)、目(視覚)、皮膚(触覚)、舌(味覚)、鼻(嗅覚)、... -
真の主体は、形を越えて連続する
引用原文(日本語訳) 主(個我)が身体を獲得し、また身体を離れる時、彼はそれら〔の感官〕を連れて行く。風が香りをその拠り所から連れ去るように。(『バガヴァッド・ギーター』第15章 第8節) 逐語訳 個我(ジーヴァ、魂の主)は、ある肉体を得て生ま...