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連結会計の総合問題の解き方
連結会計の総合問題では、親会社と子会社の個別財務諸表を基に、連結修正仕訳を適用し、連結精算表を作成していきます。以下に手順をまとめ、ポイントと例題を用いた解説を示します。 連結会計総合問題の解き方:手順 1. 支配獲得日の連結修正仕訳 投資と... -
連結精算表の概要
連結精算表は、個別財務諸表の金額をもとに、連結修正仕訳を加減して連結財務諸表を作成する過程を整理した表です。連結精算表を用いることで、連結損益計算書、連結貸借対照表、連結株主資本等変動計算書を効率的かつ正確に作成できます。 連結精算表の構... -
未実現利益の消去に関する連結修正仕訳
未実現利益の消去は、ダウンストリーム(親会社→子会社の取引)とアップストリーム(子会社→親会社の取引)で処理が異なります。以下に、各ケースの修正仕訳を具体例を用いて説明します。 1. 期末商品に含まれる未実現利益の消去 (1) ダウンストリーム 例4... -
貸倒引当金(期末貸倒引当金)の修正
親会社と子会社間の債権債務を相殺消去した場合、それに関連する貸倒引当金の調整も行う必要があります。以下に、親会社と子会社の貸倒引当金の修正に関する具体的な仕訳例を示します。 1. 親会社の貸倒引当金の修正 状況 親会社(P社)の売掛金残高:500... -
内部取引高と債権債務の相殺消去
連結会計では、連結会社間の取引を企業グループ内部の取引として扱い、これらを相殺消去する必要があります。これにより、外部への影響のみを反映した連結財務諸表を作成します。 以下に、P社とS社間の取引についての連結修正仕訳を示します。 (1) P社がS... -
支配獲得日後2年目の連結財務諸表作成
支配獲得日後2年目(以降)の連結財務諸表作成は、支配獲得日後1年目と同様の手順で進めます。ただし、当期首残高や利益剰余金当期首残高などの項目を活用して仕訳を行います。以下に手順と具体的な仕訳例を示します。 1. 開始仕訳 支配獲得日後2年目も、... -
支配獲得日後1年目の連結財務諸表の作成
支配獲得日後1年目では、支配獲得日からの影響を引き継ぎつつ、当期の損益計算書や株主資本等変動計算書を含む連結財務諸表を作成します。以下に具体的な手順と仕訳例を示します。 1. 開始仕訳 開始仕訳は、支配獲得日から前期末までの連結修正仕訳を再度... -
支配獲得日の連結財務諸表作成
支配獲得日とは、親会社が子会社の意思決定を支配する権利を取得した日を指します。この日に行う連結処理のポイントは、親会社の投資(子会社株式)と子会社の資本(純資産)を相殺消去することです。 1. 支配獲得日の連結手順 (1) 投資と資本の相殺消去 ... -
本支店会計における帳簿の締め切り
本支店会計では、本店と支店の帳簿を締め切る際に、総合損益勘定を用いて会社全体の当期純利益を集約し、最終的に繰越利益剰余金勘定に振り替えます。このプロセスは、通常の帳簿締めの手順に加え、本店と支店間の取引処理を含む点が特徴です。 帳簿締め切... -
本支店間の取引と処理
本支店会計において、本店と支店の間で行われる取引(本支店間の取引)を処理する場合、本店では「支店勘定」を、支店では「本店勘定」を用います。この仕組みにより、会社内部の取引であることを明確化し、帳簿上の整合性を保つことができます。 1. 基本...