未分類– category –
-
連結貸借対照表の利益剰余金の求め方
例題解説 親会社と子会社の個別財務諸表の利益剰余金を合算する P社(親会社)利益剰余金:600円 S社(子会社)利益剰余金:570円 合算金額:( 600 + 570 = 1170 ) 開始仕訳の利益剰余金当期首残高を加減する 前期末における連結修正仕訳の損益項目を再計算... -
期首商品および期末商品に含まれる未実現利益の消去
例18 - ダウンストリームの場合 背景情報: P社 → S社へ販売(ダウンストリーム)。 利益加算率: 20%。 期首商品棚卸高: 360円。 期末商品棚卸高: 480円。 期首商品に含まれる未実現利益の処理 期首商品棚卸高 360円 × 20% = 72円。 前期末の連結修正仕訳を... -
貸倒引当金の修正に関する連結修正仕訳
親会社の貸倒引当金の修正 背景 P社がS社に対して持つ売掛金残高(当期末:500円、前期末:200円)。 貸倒引当金率:5%。 必要な連結修正 前期末の売掛金(200円)にかかる貸倒引当金の修正を開始仕訳で行う。 当期末の売掛金(500円)にかかる貸倒引当金... -
連結修正仕訳の手順:連結会社間で振り出した手形の割引き
問題の状況 連結会社間の取引 S社がP社に対して約束手形200円を振り出した。 このうちP社は150円を銀行で割り引いた。 残額50円はP社が当期末現在も保有している。 連結会計での考慮点 連結会社間の手形発行(S社 → P社)を相殺する。 銀行での手形割引き... -
タイムテーブルの作成と開始仕訳の手順
以下、提供された資料に基づき、タイムテーブルの作成方法と開始仕訳の作り方を説明します。 1. 支配獲得日の状況を記入 資料を基に記入 支配獲得日(XO年3月31日) P社の取得割合: 60% 子会社株式の帳簿価額(親会社の投資額): 260円 子会社の純資産 資... -
主要簿と補助簿の概要
帳簿は、企業の取引を記録・整理するために使用されます。大きく分けて主要簿と補助簿があります。 1. 主要簿 概要: 企業が必ず作成する必要がある帳簿。 取引の全体像を把握するための基本的な記録。 種類: 仕訳帳: 取引を発生順に記録する帳簿。 日々の... -
本店の損益勘定を総合損益勘定の代わりとして用いる方法
本支店会計において、会社全体の当期純利益を算定する際、本店に総合損益勘定を設けて処理する方法が一般的ですが、代わりに本店の損益勘定を利用する方法もあります。この方法では、総合損益勘定を省略し、本店の損益勘定で全体の利益を計算します。 1. ... -
支店が複数ある場合の本支店間取引の処理
支店が複数ある場合の本支店間取引の処理には、支店分散計算制度と本店集中計算制度の2つの方法があります。それぞれの処理について具体例を用いて説明します。 1. 支店分散計算制度 概要: 各支店において、他の支店との取引を記録するために支店勘定を設... -
商品販売の売上計上基準
商品販売における売上の計上タイミングは、契約内容や商慣行、商品の移転時点によって異なります。一般的な基準は以下の通りです。 1. 基本的な売上計上基準 基準特徴適用状況出荷基準商品を出荷したときに売上を計上する。【容認】通常の期間内に検収が完... -
収益の認識基準: 一時点または一定期間にわたる充足
1. 一時点で充足される履行義務 概要: 履行義務が特定の時点で果たされる取引。 例: 商品販売: 商品の引き渡し時に履行義務が果たされ、収益を認識します。 特徴: 収益は、履行義務を果たした一時点で計上される。 顧客が商品やサービスを受け取り、その支...