implex1023– Author –
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正しい見解は、千の生を越えて汝を守る
■ 引用原文(日本語訳) 世俗的であっても、すぐれた正しい見解をもっているならば、その人は千の生涯を経ても、地獄に堕ちることがない。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第9節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) たとえ世俗の生活に生きる者であっても、 ... -
流されるな、惑わされるな、汚すな
■ 引用原文(日本語訳) 下劣なしかたになじむな。怠けて人々とともにふわふわと暮すな。邪な見解をいだくな。世俗のわずらいをふやすな。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第8節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 下劣な生き方に親しんではならない。 品性... -
沈黙の教えを生きよ。心の怠りは憂いを招く
■ 引用原文(日本語訳) 心のなかで怠ってはならぬ。絶えず沈黙の教えを実行せよ。休らいに帰し、つねに専念している修行完成者には、憂いは存在しない。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第7節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 心の内で怠ってはならない。... -
清き努力は、静かに名を高める
■ 引用原文(日本語訳) ふるい立ち、思いつつましくこころは清く、気をつけて行動し、みずから制し、法にしたがって生き、つとめはげむ人は、名声が高まる。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第6節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 奮い立ち、つねに慎みを... -
努力と克己の島を築け。激流に流されぬために
■ 引用原文(日本語訳) 聡明な人は、奮い立ち、努めはげみ、自制、克己によって、(よるべとしての)島をつくる。激流もそれをおし流すことができない。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第5節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 聡明な人は奮い立ち、努力を... -
励みは人を憂いから解き放ち、智の高みに導く
■ 引用原文(日本語訳) 賢明なる人がつとめはげみによって放逸をたち切るときには、知慧の高閣に登り、憂いを去って、憂いある人びとを見下す。山の上にいる人が地上の人々を見下すように。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第4節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代... -
心を澄まし、努力を尽くす者は、究極の安らぎに至る
■ 引用原文(日本語訳) たえず(道に)思いをこらし、つねに健く奮励する、思慮ある人々はニルヴァーナに達する。これは無上の幸せである。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第3節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) たえず(道に)思いをこらし、 常に仏道... -
努め励むことにこそ、喜びと聖性は宿る
■ 引用原文(日本語訳) つとめはげむことについてこの区別のあることを知って、賢い人、聖者は、自分の境地であるつとめはげむことをいつも喜ぶがよい。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第2節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) 「つとめ励むことには、他と... -
励みこそ、生きる証である
■ 引用原文(日本語訳) つとめ励むのは不死の境地である。怠りなまけるのは死の足跡である。つとめ励む人々は死ぬことが無い。怠りなまける人々は、つねに死んでいる。――『ダンマパダ』第四章「はげみ」第1節 ■ 逐語訳(一文ずつ現代語訳) つとめ励むの... -
愛執は災いの根。修行者は目覚めて歩め
📜 引用原文(日本語訳) 愛執は苦しみの起る根源であると、この危ない患らいを知って、愛欲を離れ、執著して取ることなく、修行僧は気をつけながら遍歴すべきである。――『ダンマパダ』 第三章「愛執」より(一八・結び) 🔍 逐語訳・語句解...