implex1023– Author –
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心ある者は、清き道を整えよ
📖 原文引用(日本語訳) 心ある人はこの道理を見て、つねに戒しめをまもり、すみやかにニルヴァーナに至る道を清くせよ。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第十五節 📝 逐語訳 意識ある人・自覚ある者(=心ある人)は、 これまで説かれて... -
心を覆うものを取り除け、清きものは濡れぬ
📖 原文引用(日本語訳) 覆われたものに、雨が降り注ぐ。開きあらわされたものには、雨は降らない。それ故に、覆われたものを開けよ。そうしたならば、それに雨は降り注がない。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第十四節 📝 逐語訳 覆い(... -
心が騒げば、修養は実らぬ
📖 原文引用(日本語訳) 修行僧が、心が高ぶりざわざわして、恣に怠りなまけて、外のことがらに心を向けているならば、戒しめと精神統一と知慧とは完成しない。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第十三節 📝 逐語訳 修行者の心が、慢心や不... -
執着なき者は、煩悩を超えて太陽のように輝く
📖 原文引用(日本語訳) 執著から解放されて、こだわりなく、完き知慧あり、煩悩のさまたげなく、悪魔の領域を超えて、太陽のように輝く。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第十二節 📝 逐語訳 執着(欲望・所有欲)から完全に自由となり、... -
三つの修養を極めし者、もはや迷いにあらず
📖 原文引用(日本語訳) 戒しめと精神統一と明らかな知慧とのある人は、これらをよく修養している。かれは究極の境地に安住し、汚れが無く、憂いが無く、迷いの生存を滅ぼし尽くしている。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第十一節 📝 逐... -
智ある者は、死を超えてなお迷わぬ
📖 原文引用(日本語訳) かれは束縛の絆が消え失せて、慢心もなくなり、煩悩のさまたげもなく、身体が壊れて死んだあとでも明らかな知慧をたもち、ときほごされて、(迷える人の)部類に入らない。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第十節 Ὅ... -
戒・定・観を保ち、静かに真理に生きよ
📖 原文引用(日本語訳) それ故に、つねに戒しめを守り、精神の統一をまもる者であれ。真理を観ずることを学び、しっかりと気をつけて落ち着いておれ。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第九節 📝 逐語訳 だからこそ、人は常に戒律(モラル... -
戒・念・智――三つの鍛錬が苦を尽くす
📖 原文引用(日本語訳) 修行僧は堅く戒めをたもち、心の念いと明らかな知慧とを修養すべきである。つねに熱心に、つつしみ深くつとめはげむならば、苦しみを消滅し尽すに至るであろう。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第八節 📝 逐語訳 ... -
たゆまぬ精進は、涅槃への道しるべ
📖 原文引用(日本語訳) このように、昼夜に熱心につとめはげみ、むことなく暮しているならば、その人は堕落するはずはなく、すでにニルヴァーナの近くにいる。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第七節 📝 逐語訳 日も夜も変わらず、真剣に... -
慎みと節度、そして目覚めた心が修行を完成させる
📖 原文引用(日本語訳) 修行僧は堅く戒しめをたもって、諸の感官をよくつつしみ、食事についてもほどよい量を知り、めざめているときには心を統一し、気をつけている。――『ダンマパダ』第六章「戒しめ」第六節 📝 逐語訳 修行者は、戒律(...