implex1023– Author –
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欲望を断ち、自由に歩む者こそ真の行者
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第35偈) この世の欲望をすべて断ち切り、出家して遍歴し、欲望に汚されることの無い人、 かれをわれは〈バラモン〉と呼ぶ。 🔍 逐語訳(意訳) この世の欲望を一切断ち切り、 出家して家を捨... -
執らず、害さず、道に生きる
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第34偈) 人間のあいだにあって托鉢行によって生き、つねに「わがもの」という観念が無く、生きものを害うことなく、堅固で、清らかな行ないを修し、道理をはっきりと知って説く人、 かれをわれは〈... -
智慧の彼岸に至る者こそ、真の導き手
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第33偈) 知慧が深く、聡明な英智に富み、種々の道に通達し、最高の目的を達した人、 かれをわれは〈バラモン〉と呼ぶ。 🔍 逐語訳(意訳) 知慧が深く、真理を見抜く明敏な知性を持ち、 あら... -
静かに果たし、澄みきって離れる
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第32偈) 静かに思い、塵垢なく、為すべきことをなしとげ、汚れが無く、煩悩を去り、とらわれの無い人、 かれをわれは〈バラモン〉と呼ぶ。 🔍 逐語訳(意訳) 静かに思索し、 心に塵や垢(=... -
月のように清らかに、露のように自由に
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第31偈・31A・31B・31C) 三一葉の上の露のように、錐の尖の芥子のように、諸の悪に汚されない人、かれをわれは〈バラモン〉と呼ぶ。 三一A曇りのない月のように、清く、澄み、濁りがなく、諸の欲情... -
欲に染まらぬ、露のような澄んだ心をもて
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第30偈) 葉の上の露のように、錐(きり)の尖(さき)に置いた芥子のように、諸の欲情にいささかも汚されない人―― かれをわれは〈バラモン〉と呼ぶ。――『ダンマパダ』第33章 第30偈 🔍 逐語... -
何ものにもとらわれぬ人は、すでにすべてを越えている
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第29偈・29A偈) 二九福徳をも、禍いをも超え、両方の執著をも超え、執著そのものを超越して、何ものにもとらわれぬ人、かれをわれは〈バラモン〉と呼ぶ。 二九A前にも、後にも、中間にも、何ものも... -
幸も不幸も越えて、静かなる者が真に勝てる
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第28偈) 福徳(善きこと)にも、禍い(悪しきこと)にも、心を汚されず、どちらにも染まらず、憂いもなく、熱情のように心が揺らぐことなく、安らかにとどまる人―― かれをわれは〈バラモン〉と呼ぶ... -
苦しみの根を断ち、欲にとらわれぬ者こそ真の解脱者
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第27偈) すでにこの世において、自らの苦しみの滅びを明らかに知り、情欲から離れ、何ものにもとらわれぬ者―― かれをわれは〈バラモン〉と呼ぶ。――『ダンマパダ』第33章 第27偈 🔍 逐語訳(... -
三界を超え、あらゆる存在に執着せぬ者こそ自由人
📖 引用原文(『ダンマパダ』第33章「バラモン」第26偈) 彼岸もなく、此岸もなく、彼岸・此岸という区別そのものもなく、三界(欲界・色界・無色界)に対する執着を離れた人―― かれを、われは〈バラモン〉と呼ぶ。――『ダンマパダ』第33章 第26偈 &...