implex1023– Author –
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法を念う者は、日々真理とともに歩む
📜 引用原文(一三*) ガウタマのこの弟子たちは、よく覚醒していて、昼も夜もつねに法を念じている。 🔍 逐語訳・用語解説 ガウタマの弟子たち:仏(釈迦)の教えを学び、実践する者。単に形式上の弟子ではなく、「目覚めている」実践者を... -
覚めた心は、仏とともにある
📜 引用原文(一二*) ガウタマ(=ゴータマ)のこの弟子たちは、よく覚醒していて、昼も夜もつねに仏を念じている。 🔍 逐語訳・用語解説 ガウタマ(ゴータマ):釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)のこと。仏教の開祖であり、サンスクリット名... -
善き仲間を念じる者に、道は開かれる
📜 引用原文(一一) 衆(サンガ)に帰依した人々は得るところがある。かれらは昼も夜も衆を念じているので。 🔍 逐語訳・用語解説 衆(サンガ):仏の教えを学び、実践する修行者の集い。出家僧団だけでなく、広く在家の善友(善知識)を含... -
法を念う者、道を見失わず
📜 引用原文(一〇) 法に帰依した人々は得るところがある。かれらは昼も夜もつねに法を念じているので。 🔍 逐語訳・用語解説 法(ダルマ):仏が説いた真理・教えそのもの。宇宙と人生の根源的な法則でもあり、倫理と智慧の道。 法に帰依... -
仏を念う者、心に安らぎを得る
📜 引用原文(九) ブッダに帰依した人々は得るところがある。かれらは昼も夜もつねに仏を念じているので。 🔍 逐語訳・用語解説 ブッダに帰依する:悟りを開いた者(ブッダ)の智慧と教えに信を置き、心のよりどころとすること(仏への信順... -
昼も夜も目覚めて学べ、汚れは消え、道は拓ける
📜 引用原文(八*) ひとがつねに目ざめていて、昼も夜もつとめ学び、不死を得ようとしているならば、その人のもろもろの汚れは消え失せる。 🔍 逐語訳・用語解説 つねに目ざめていて:常に覚醒した意識を保ち、心が散乱せず、現実に対して... -
目覚めた者に、恐れはない
📜 引用原文(七*) 目ざめている者どもは、わがことばを聞け。眠っている者どもは、めざめよ。眠っている者どもよりは目ざめている者がすぐれている。目ざめている者には恐れが無いからである。 🔍 逐語訳・用語解説 目ざめている者(覚者... -
目覚め続け、いま、この身で苦を超える
📜 引用原文(六*) それゆえに、つねに目ざめておれ。念いを落ち着けて、怠ることなく、勇を鼓して、生れと老いという束縛の絆をすてて、この世にありながら苦しみを終滅させる。 🔍 逐語訳・用語解説 つねに目ざめておれ:「常念常覚」。... -
目覚めた心で、人生の苦を越える
📜 引用原文(五*) 目ざめていて、念いを落ちつけ、正気でいて、心を統一安定させ、喜んで、心もちが明らかに澄んでいる者は、適当な時々に正しい教えを熟考して、生れと老い、ならびに憂いをのり超えよ。 🔍 逐語訳・用語解説 目ざめてい... -
自己も所有も空なれば、執着は越えられる
📜 引用原文(四*) もしも或る人にとって身体について真相を念うことがつねに完全に確立したならば、その(「アートマン」という迷い)は存在しないであろう。「わがもの」という迷いも存在しないであろう。その(「アートマン」という迷い)はあ...