implex1023– Author –
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怒りに応えぬ静けさは、共に生きる智慧である
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り一一「他人が怒ったのを知って、それについて自ら静かにしているならば、その人は、自分と他人と両者のためになることを行なっているのである。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「他人が怒ったのを... -
怒りに乗らず、静けさで場を護る
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り一〇「他人が怒ったのを知って、それについて自ら静かにしているならば、自分をも他人をも大きな危険から守ることになる。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「他人が怒ったのを知って、それについて... -
力ある者の沈黙こそ、最上の強さ
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り九「力のある人が、他人から謗られても忍ぶならば、それを最上の忍耐と呼ぶ。弱い人に対しては、つねに(同情して)忍んでやらねばならぬ。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「力のある人が、他人か... -
支配する力より、慈しみの忍耐を
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り八「他の人々の主である人が弱い人々を忍んでやるならば、それを最上の忍耐と呼ぶ。弱い人に対しては、つねに(同情して)忍んでやらねばならぬ。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「他の人々の主で... -
力ある者こそ、忍耐をもって人を護る
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り七「この人が力の有る者であっても、無力な人を堪え忍ぶならば、それを最上の忍耐と呼ぶ。弱い人に対しては、つねに(同情して)忍んでやらねばならぬ*。」*注釈:原文のニュアンスには「憐れみ」「慈悲」... -
怒りに沈むとき、力は消え、徳は遠のく
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り六「或る人にとって力は力であっても、怒ったならば、その力は力ではなくなる。怒って徳行の無い人には、道の実践ということが無い。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「或る人にとって力は力であっ... -
怒りに支配される者は、どこにも安らぎを得られない
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り五「かれは、恥じることもなく、愧じることもなく、誓戒をまもることもなく、怒りたける。怒りに襲われた者には、たよりとすべきいかなる帰趣*もこの世に存在しない。」*帰趣(きしゅ):心のよりどころ。... -
怒りに身を任せれば、善も悪となる
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り四「怒りたけった人は、善いことでも悪いことだと言い立てる*が、のちに怒りがおさまったときには、火に触れたように苦しむ。」*=原文は「善いことをも、悪いことと叫ぶ」 🔍 逐語訳(逐語・一文... -
怒りを滅して、真のやすらぎを得よ
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り三「怒りを滅ぼして安らかに臥す。怒りを滅ぼして悩まない。毒の根であり、甘味を害なうものである怒りを滅ぼすことを、聖者らは称讃する。修行僧らよ。それを滅ぼしたならば、悩むことがない。」 🔍... -
怒りも欲も、智慧の光に照らして手放せ
📜 引用原文(日本語訳) 二〇章 怒り二「怒りが起ったならば、それを捨て去れ。情欲が起ったならば、それを防げ。思慮ある人は無明を捨て去れ。真理を体得することから幸せが起る。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「怒りが起ったならば...