implex1023– Author –
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怒りを棄てる者は高く、怒りに住む者は険しき岩のごとし
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 二一「怒らぬことと不傷害とは、つねに気高い人々のうちに住んでいる。怒りは悪人のうちにつねに存在している。山岳のように。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「怒らぬことと不傷害とは、つねに気高い... -
怒りなき人は、智慧と静寂の中に立つ
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 二〇「怒ることなく、身がととのえられ、正しく生活し、正しく知って解脱している人に、どうして怒りがあろうか?かれには怒りは存在しない。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「怒ることなく」 感情に... -
怒らずに勝ち、与えて勝ち、真実で勝つ
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り一九*「怒らないことによって怒りにうち勝て。善いことによって悪いことにうち勝て。わかち合うことによって物惜しみにうち勝て。真実によって虚言にうち勝て。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「... -
怒りに怒りで応えず、沈黙で勝つ
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り一八「怒った人に対して怒り返す人は、悪をなすことになるのである。怒った人々に対して怒らないならば、勝ち難き戦にも勝つことになるであろう。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「怒った人に対し... -
真に知る者は怒らず、静けさのうちにある
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り一七「心が静まり、身がととのえられ、正しく生活し、正しく知って解脱している人に、どうして怒りがあろうか?はっきりと知っている人に、怒りは存在しない。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「心... -
真実・無怒・施し――心の行いが、天を開く
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り一六*「真実を語れ。怒るな。乏しきなかからでも自ら与えよ。これらの三つの事を具現したならば、(死後には天の)神々のもとに至り得るであろう。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「真実を語れ」... -
怒りのことばは、集いを壊し、自らを損なう
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り一五「集会の中でも、また相互にも、怒ってことばを発してはならない。怒りに襲われた人は、自分の利益をさとらないのである。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「集会の中でも、また相互にも、怒っ... -
真の忍耐とは、弱き者をも赦す心である
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り一四*「ひとは、恐怖のゆえに、優れた人のことばを恕す。ひとは、争いをしたくないから、同輩のことばを恕す。しかし自分よりも劣った者のことばを恕す人がおれば、それを、聖者らは、この世における(最上... -
口で勝つ者にあらず、沈黙で超える者が勝者なり
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り一三「愚者は、荒々しいことばを語りながら、『自分が勝っているのだ』と考える。しかし謗りを忍ぶ人にこそ、常に勝利があるのだ、と言えよう。」 🔍 逐語訳(逐語・一文ずつ訳) 「愚者は、荒々しい... -
真の強さは、愚人に理解されぬ静けさに宿る
📜 引用原文(日本語訳) 第二〇章 怒り一二「自分と他人と両者のためになることを行なっている人を、『弱い奴だ』と愚人は考える。ことわりを省察することもなく*。」*注釈:「ことわり」=道理・真理・理性を意味する。 🔍 逐語訳(逐...